北九州イノベーションギャラリー|産業技術保存継承センター English中文korea
i 会員登録(無料)されますと、さまざまなサービスをご利用できます。
新規会員登録   ログイン
ホーム KIGSについて 利用案内 イベント/ニュース 展示 ライブラリー 工房 学校・団体の方へ
北九州ものづくり企業
金属
日本鋳鍛鋼 株式会社
会社情報会社沿革技術・製品
技術・製品 ▼製品の特徴▼技術の特徴▼開発技術者
発電用タービンロータ
1発電用タービンロータ
発電用タービンケーシング
2発電用タービンケーシング
圧延補強ロール
3圧延用補強ロール
1 発電用タービンロータ
前へ 次へ
製品の特徴
 発電用大型タービンロータは、火力・原子力発電所の高温・高圧の加熱蒸気を受けて回転する回転体で、発電機の心臓部にあたる重要な部分です。安定した電気を送るために絶対に事故が許されない高い品質が要求される製品です。

 発電量100万kw超(※)クラスのタービンロータの重量は100tを超え、これを造るためには500トン超(※)の鋼塊から鍛造しなければなりません。鍛造には世界最大級の13,000トンプレス機を使っています。
 

▲発電用タービンロータ

▲650T鋼塊
技術の特徴
 重量100トンを越える大型タービンロータは、発電設備の心臓部に使用される重要な高速回転体で、清浄性、健全性、均質性の品質が要求されます。タービンロータの品質を造り込むためには、多くの製造工程を経なければなりません。

 大型タービンロータ材の製造は、電気炉の電極に電流を通し選び抜かれた良質な鉄屑を溶かすことから始まります。電気炉とその後に使う取鍋精錬炉の組合せで、溶けた鉄の中の不純物を減らし、非金属介在物を取り除くことで清浄な鉄を作っていきます。1,600℃の溶けた鉄は、水素、酸素などを少なくするために、真空にしたタンクの中で型に注がれ、500トン超(※)の巨大な鉄の塊になります。鉄の塊はゆっくりと冷え固まっていきますが、その途中で中心部に小さな空気の隙間ができてしまいます。このままでは、高温、高圧の蒸気を受けて回転するタービンロータは造れません。そのため冷えて固まった鉄の塊を再び1,200℃以上の温度に加熱して、何回も何回も鉄をたたいては伸ばし、空気の粒をつぶす鍛造という工程が必要になります。

 日本鋳鍛鋼(株)は、世界最大クラスの13,000トンの圧下力を持つプレスにより、500トン超(※)の鉄の塊を特殊鍛造法のFM鍛造と据込鍛錬を繰返して鍛造し、内部が健全な大型タービンロータ材を製造しています。

 FM鍛造は、日本鋳鍛鋼(株)が開発した鍛造方法で、FM鍛造の名は、Free From Mannesman Effectから由来しています。通常の鍛造方法では、上下対称な金敷を使うために中心部にMannesman効果とよばれる横方向に引張る力が働くため、非常に大きな力が必要ですが、日本鋳鍛鋼(株)は下金敷を大きくし、その引張る力を回避すると言う意味でFM鍛造と名づけられたのです。

※現在では最大650トンの鋼塊製造技術を確立しています。
 

▲鍛造(成形)

▲FM鍛造シミュレーション
開発技術者
No. 開発者名 肩書き
1中田 和広元 品質保証部長 (現 国際テックサービス(株)社長)中田 和広
前へ 次へ
会社情報会社沿革技術・製品
アーカイブトップへ戻る
ページトップ
リンク サイトマップ サイト利用条件 お問い合わせ よくある質問
COPYRIGHT (c) 2007 CITY OF KITAKYUSHU.ALL RIGHTS RESERVED.