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株式会社 マツモト
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卒業アルバム
1卒業アルバム
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1 卒業アルバム
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製品の特徴
 学校の卒業アルバムは(株)マツモトを町の写真館から総合印刷会社へと成長させた原動力であり、現在も中核事業です。制作受託数は全国の幼稚園から大学まで約7,000校、年間制作冊数は約90万冊に達しています。これは全国シェアの約15%にあたり、業界第2位、九州最大手です。

 (株)マツモトはアルバム制作の全工程をコンピューター処理するフルデジタル化によって、企画から製本までの一貫システムで卒業アルバムを制作するので、最終仕上がりのシミュレーションを企画段階から見ることができます。さらに、創業以来蓄積された編集ノウハウやデザインサンプル、卒業アルバム用パターン集を利用して、アルバム制作初心者でも簡単に制作できるシステムを確立しています。そのため、デザインから製本まで、高品質、バランスの取れたアルバムを短納期・低コストで制作することができ、卒業式(原稿入稿)後1ケ月で納品するシーズンオフアルバムも実現しています。

 卒業アルバムの関連商品としてCDなどに仕上げるデジタルアルバムや掲載顔写真を使い各人用印(商品名デジはん)を開発し、商品化しています。インターネット上に仮想のホームルームを開設し卒業生同士が情報交換できるサービスを始めるなど、(株)マツモトの卒業アルバムづくりや関連商品は、伝統と最先端、思い出づくりへの心遣いが結びついた事業です。
 

▲卒業アルバム

▲卒業アルバム
技術の特徴
 (株)マツモトは昭和63年(1988)からコンピューターシステムを導入し、効率的に高品質のアルバムを制作する体制を整えました。(株)マツモトの卒業アルバムづくりの最大の特徴はスピード処理と、それを支えるデジタル処理です。「感激の涙が乾かないうちに」と写真原稿入稿後短期間で納品するシステムを構築しています。卒業前のピーク時には多くのオペレーターがパソコンで編集する様子は壮観です。

 大量制作とスピード処理とを同時に実現した背景には、戦前から培ってきた編集のノウハウやデザイン、意匠など伝統の力と、データのデジタル化やコンピューター処理の最新技術が生きています。卒業アルバムの場合、撮影や編集は年間通して行われます。印刷できるページから順次印刷し、最後に一気に製本します。それを可能にしているのがコンピューター管理の半製品倉庫です。また自動製本機による効率的な仕上げのほか、伝統的な大和製本など上製本の技術も継承して重厚な製本が可能です。

 一方、印刷技術やシステムも進化しており、平成6年(1994)印刷・製本工場(松原工場)建設に合わせて、日本で初めて両面8色印刷機や製本自動化システムラインを設置。印刷機の途中で用紙が反転し、裏面にも印刷できる両面8色印刷機は、両面カラーの印刷を通常2日かかるところをわずか1日で仕上げることが可能です。さらに平成7年(1995)、カラー印刷において世界で初めてCTP(Computer to Plate)を導入しました。オフセット印刷の場合、フィルム原版からアルミ製の印刷原版をつくる途中、いったんデータをゴム版に転写していましたが、CTPはゴム版工程をなくしました。猿喰工場(門司区)には9台あり、かつては単一事業所では保有台数日本一でした。

 これらが卒業アルバムの短期集中大量制作を支えました。この分野は技術革新が著しく、現在(株)マツモトは次世代出版システムとしてプリプレス(見本刷り)から製本までを統一規格で行うCIP3の開発に取り組んでいます。
 

▲制作風景

▲大和製本

▲両面8色印刷機
開発技術者
No. 開発者名 肩書き
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