ENEOSカードをもう使わないと感じたら、解約手続きをしっかり確認しておくことが大切です。
本記事では、解約の流れから注意点、よくある質問まで、初めての方にも分かりやすく解説します。
ENEOSカードの解約方法は?
解約方法は、カードの種類によって違いがあります。
まずは自分のカードがどこで発行されたかを確認し、スムーズに手続きできるように準備を進めましょう。
発行会社別の解約手続き方法
カードの種類によって手続きが変わる
手元にエネオスカードを準備して確認!
ENEOSカードの解約方法は、実はカードの種類によって異なるため、まずは「自分がどのカードを使っているか」を確認することが大切です。
たとえば、ENEOSカード(C・P・S)やTS CUBIC CARD、その他提携カードでは、連絡先や手続き方法が変わってきます。
具体的には、TS CUBIC CARDやENEOSカード(C・P・S)をお持ちの方は、トヨタファイナンスが発行元なので、電話(インフォメーションデスク)による手続きが基本です。
一方、提携カードの場合はカード裏面に記載の発行会社へ連絡する必要があります。
このように、発行元ごとに連絡先や受付時間も異なるため、焦らず落ち着いて、自分のカードがどの分類かを確認することから始めましょう。
正しい窓口に連絡すれば、手続きは比較的スムーズに進みます。
TS CUBIC CARDの解約手続き
- インターネットでの受付
MY TS CUBICのログイン - 自動音声応答サービスでの受付(24時間)
052-239-2200
ENEOSカードの解約手続き
- インターネットでの受付
MY TS CUBICのログイン - 自動音声応答サービスでの受付
03-5617-2555
その他提携カードの解約手続き
- インターネットでの受付
MY TS CUBICのログイン
「トヨタファイナンスインフォメーションデスク」→「自動車クレジット・リース・クレジットカードについて」の「お客様サポート」「お問い合わせ先」にて詳細が確認できます。
解約時に必要な情報と手順
ENEOSカードを解約するときは、あらかじめ必要な情報を手元に揃えておくとスムーズです。
準備不足だと、オペレーターとのやり取りが二度手間になることもあるため、事前準備がとても重要。
具体的には、「カード番号」「氏名」「生年月日」「登録した電話番号」「住所」などの本人確認情報が求められます。
また、トヨタファイナンス発行のカードなら、TS CUBICアプリや会員ページでの確認も有効です。
もし「カードを手元に持っていない」場合でも、解約自体はできます。
その場合、本人確認のために登録情報がより厳密に確認されるため、電話口でのやりとりに時間がかかることがありますよ。
このように、カードを持っている・いないにかかわらず、必要な情報を整理しておくことで、解約時のストレスを減らせます。
暗証番号を忘れている場合でも、本人確認が取れれば解約をすることができますよ。
ENEOSカード解約時の注意点と影響は?
解約にはいくつかの落とし穴もあります。
年会費のタイミングやポイント失効など、事前に知っておくことで、後悔のない解約につながります。
年会費の発生タイミングと解約期限
年会費が引き落しされる月の前月5日が締め日!
その日までに退会された場合は、次回の年会費はかかりません。
ENEOSカードを解約するなら、年会費が発生する前のタイミングをしっかり押さえることがとても重要です。
理由は、解約が遅れると年会費が自動で請求され、無駄な出費につながる可能性があるから。
たとえばENEOSカード(C・P・S)では、入会から1年ごとに年会費が発生します。
これは登録月に関係なく「契約日ベース」で発生するため、たとえ使っていなくても自動的に引き落とされる場合があります。
うっかり忘れていると「更新月だったから年会費を払うことに…」なんてことも。
逆に、年会費が発生する前月までに解約手続きを済ませておけば、ムダな支払いは防げます。
このように、解約のタイミングを意識することで、年会費を払わずにスムーズに手続きを進めることができますよ。
未払金や引落しの確認方法
カード解約前には、必ず未払金や引落しの有無を確認するようにしましょう。
理由は、未清算の残高があると解約できない、あるいは後から請求が来るケースがあるからです。
ENEOSカードの場合、口座引き落としが毎月決まった日に行われますが、タイミングによっては利用した分がまだ反映されていないこともあります。
ですから、解約前には「TS CUBIC WEB」やアプリにログインし、利用明細や支払い状況を確認しておくのが安心です。
たとえば「ガソリン代が今月使われて、まだ明細に出ていない」といったケースも多く、解約後に思わぬ請求が来る原因になります。
このように、引き落とし前のタイミングで解約する場合は、請求予定の金額を確認し、可能ならすべて支払いを済ませてから手続きに進むことがベストです。
ポイントの取り扱いについて
貯まったポイントは失効する!
解約前に全て使い切りましょう
ENEOSカードを解約する前に、貯まったポイントをどう扱うかを必ず決めておきましょう。
理由はシンプルで、カードを解約すると、その時点でポイントはすべて失効してしまうからです。
たとえば、TS CUBIC CARDやENEOSカードC・P・Sのポイントは、解約と同時に完全に消滅してしまうため、うっかり放置してしまうと使えなくなり、実質的に損をしてしまいます。
ポイントは、商品交換・キャッシュバック・JALマイルへの交換などに使えますが、これらの手続きはカードが有効なうちに完了している必要がありますよ。
貯まったポイントの使い道例
1. キャッシュバック
貯まったポイントを1ポイント=1円として、ENEOSサービスステーション(SS)での給油や商品購入時に利用可能。
1,000ポイント以上から交換可能で、キャッシュバックはご利用代金との相殺となります。
2. 商品交換
ポイントを、エネゴリくんグッズやカタログギフトなどの商品と交換できます。
交換は1,000ポイント以上から可能です。
3. マイル・ポイント移行
貯まったポイントを、JALやANAのマイル、またはVポイントに移行できます。
移行は1,000ポイント以上から可能です。
4. 店頭でのキャッシュバック
ENEOSサービスステーション(SS)で、ポイントをその場でキャッシュバックとして利用可能です。。
1,000ポイント以上から利用可能で、キャッシュバックはご利用代金との相殺となります。
※ポイントの有効期限は獲得月から2年間で、期限を過ぎるとポイントは失効。
手続きは、「MY TS CUBIC」やENEOSカードアプリ、電話(自動音声応答サービス)で行えます。
自動音声応答サービス電話番号:0800-700-2722(通話料無料・24時間・年中無休)
商品番号「(アルファベット2文字+)数字5桁」が必要
商品番号は、ENEOSカードポイントプログラムでご確認可能
たとえば、ギリギリでキャッシュバックを申し込んでも、手続きが完了していなければポイントは無効になります。
つまり、「ポイントが残っている状態で解約=全ポイントが消える」と覚えておいてください。
解約前には、ポイントをきちんと使い切る計画を立てることで、損を防ぎ、気持ちよく手続きを終えることができますよ。
家族カードやETCカードの解約方法
ENEOSカードを解約するときは、一緒に発行した家族カードやETCカードの取り扱いにも注意が必要です。
理由は、これらの付帯カードは本会員カードの解約に連動して使えなくなるから。
たとえば、ENEOSカードCで家族カードを作っていた場合、本会員カードを解約すれば自動的に家族カードも無効になります。
個別に家族カードだけ解約したい場合は、事前に電話での手続きが必要です。
また、ETCカードも本会員カードと一体になっているため、使用不可になります。
さらに、家族カードの年会費も本カードに連動して発生するため、利用していないのに年会費だけ払い続けるといった事態も起こりがちです。
このように、家族カードやETCカードをどう扱うかを事前に決めておくことで、無駄な出費や手間を省き、スムーズに解約ができます。
ETCや家族カードだけを解約したい場合についても「発行会社別の解約手続き方法」を確認しましょう。
解約後の確認方法とエネオスサービス利用の影響は?
「ちゃんと解約できた?」「エネキーはどうなる?」
そんな不安を解消するために、解約後にチェックすべきポイントとサービスの影響を詳しく見ていきます。
解約手続き完了の確認方法
ENEOSカードを解約した後、「ちゃんと手続きが完了したかどうか」を確認することはとても大切です。
なぜなら、解約が完了していなかった場合、年会費や利用料がそのまま発生してしまう可能性があるから。
確認方法として、まずトヨタファイナンス発行のENEOSカード(C・P・SやTS CUBIC CARDなど)であれば、「TS CUBIC WEB」やアプリにログインし、カードの契約状況をチェックしましょう。

カード情報が表示されなくなっていれば、解約が完了していると判断できます。
また、インフォメーションデスクに電話して口頭で確認するのも確実な方法。
さらに、解約日以降に請求が来ていないか、利用明細や引き落とし口座を数か月分チェックするのも安心です。
こうした確認をしっかり行うことで、「解約したつもりだったのに実は続いていた…」というトラブルを未然に防げます。
公式にもトヨタファイナンスの解約ガイドでアナウンスされているように、手続き後の自己確認はとても重要です。
解約後のサービス利用可否(ENEOSアプリ・エネキーなど)
ENEOSカードを解約した後は、連動しているアプリやサービスが使えなくなることを知っておきましょう。
特に注意すべきなのが「ENEOSアプリ」と「エネキー(EneKey)」の利用可否です。
まず、ENEOSアプリは、カード情報を元にサービスが提供されているため、カードを解約するとログインできなくなることが。
アプリでの明細確認やポイント確認もできなくなります。
また、エネキーはENEOSカードと紐づけられているため、カードを解約すると支払い用カードが消える=事実上エネキーも使えなくなりますよ。
再度使いたい場合は、他のクレジットカードと再登録する必要があります。
たとえば、「ENEOSカードをやめて他のカードに切り替えたい」という人は、事前にエネキーの登録カード変更手続きをしておくとスムーズです。
このように、カードだけでなく、その周辺のサービスも一緒に使えなくなる可能性があるため、解約前には「何が連動しているか」を整理しておくと、後で慌てずに済みます。
ENEOSカード解約に関するよくある質問【Q&A】
エネオスカードを解約する際に実際によくある疑問に丁寧に答えていきます。
不安を感じたらまずこちらをチェック!
Q:メールでの解約手続きは可能ですか?
残念ながら、メールだけでの解約手続きはできません。
その理由は、本人確認の安全性を保つために、電話などの“対話型手続き”が求められているからです。
ENEOSカード(C・P・Sなど)の発行元であるトヨタファイナンスでも、解約は原則として電話対応となっています。
メールフォームはあくまで問い合わせの受付用であり、解約には対応していません。
つまり、「解約の意思表示をメールで送れば完了する」と思っていると、実際には解約されていないまま年会費が発生してしまう可能性もあるため、必ず電話での手続きを行いましょう。
解約手順については、ENEOSカードの解約方法は?を再チェックしてください!
Q:名義人が死亡した場合の解約手続きは?
名義人が亡くなった場合、家族が代理で解約手続きを行う必要があります。
理由は、死亡によって契約が終了するため、継続使用や放置はできないからです。
TS CUBICに「本人会員さまが亡くなられた場合のカードの退会」についての案内があります。
こちらから手続きを行うことが可能です。
具体的な流れは電話でも問い合わせ可能なため、インフォメーションデスクに連絡してみましょう。
カードごとのインフォメーションデスク
【TS CUBIC CARD】
電話番号(東京):03-5617-2511
電話番号(名古屋):052-239-2511
受付時間:9:00~17:30 年中無休(年末年始除く)
サービス番号の案内はこちら
【ENEOSカード】
電話番号(東京):03-5617-2577
電話番号(名古屋):052-239-2577
受付時間:9:00~17:00( 土・日・祝、年末年始除く)
サービス番号の案内はこちら
【提携カード】
カードの裏面に記載の電話番号にかけましょう
受付時間:9:00~17:30 年中無休(年末年始除く)
【レクサスカード】
カードの裏面に記載の電話番号にかけましょう
受付時間:9:00〜18:00 年中無休(年末年始除く)
万が一放置してしまうと、年会費や利用残高が発生し続ける可能性もあるため、早めの対応が大切です。
Q.解約したカードやエネキーの処分方法は?
クレジットカードやエネキーを解約した後は、個人情報を守るための適切な処分がとても重要です。
ENEOSカードの場合、ICチップやカード番号をハサミで細かく切断し、複数のごみ袋に分けて捨てると安心。
磁気ストライプ部分や氏名も忘れずにカットしましょう。
一方、エネキーはENEOS公式にもある通り、発行したサービスステーションに返却するのが最も安全です。
店舗で無効化処理をしてもらえるので、悪用の心配がなくなります。
どうしても返却できない場合は、本体を分解してチップを破壊してから処分するのが望ましいです。
どちらも「使わなくなった=捨てていい」ではなく、情報が残るものだからこそ、丁寧に処理することが大切ですよ。
まとめ|エネオスカードの解約は電話やネットで手続き!

エネオスカード解約ポイント
- 発行会社(トヨタファイナンス or 三菱UFJニコス)によって解約方法が異なる
→ 自分のカード裏面を確認し、正しい窓口に連絡を。 - 解約するとポイントは即時失効する
→ 解約前に必ずポイントを使い切っておくこと。 - 年会費が発生する前のタイミングで解約するのがベスト
→ 契約日ベースなので、更新月の確認を忘れずに。 - 家族カード・ETCカード・エネキーも影響を受ける
→ 本会員カードを解約すると、連動サービスも無効になる。 - 解約後はカード・エネキーの処分にも注意が必要
→ カードは細断、エネキーはガソリンスタンドに返却が安心。
ENEOSカードを解約する際は、いくつかのポイントを押さえておくと安心です。
まず、カードの発行会社によって解約方法が異なるため、自分のカードがどちらの会社かを確認しましょう。
また、解約するとポイントは即失効するため、事前に使い切るのが必須です。
年会費の発生前に手続きすれば、無駄な出費も防げます。
さらに、家族カードやETCカード、エネキーも本カードに連動して使えなくなるため注意が必要です。
解約後はカードやエネキーの処分にも気を配りましょう。