「みずほ信託銀行の口座を解約したいけれど、どこの店舗で何を準備すればいいのかわからない」「投資信託や金銭信託を持っている場合や、名義人が亡くなった場合はどうなるの?」と悩んでいませんか。
結論から言うと、みずほ信託銀行の口座解約は本支店の窓口での手続きのみで、電話や郵送では受け付けていません。
必要なものは通帳・キャッシュカード・お届け印・本人確認書類の4点が基本で、口座名義人本人が来店すれば手数料無料・原則即日で解約が完了します。
ただし信託銀行ならではの注意点として、投資信託や金銭信託を保有している場合は、先に売却・換金や精算を済ませる必要があります。
この記事では、解約の手順・必要なもの・信託商品の精算・通常解約と相続解約の違い・未利用口座や休眠預金といった注意点まで、順番に解説します。
読み終える頃には、みずほ信託銀行の解約に必要な情報がすべて揃います。
この記事でわかること
- みずほ信託銀行の口座解約の要点(窓口のみ・必要なもの・信託の注意点)
- 解約手続きの流れ5ステップ(来店から完了まで)
- 信託商品がある場合の解約と精算(投信・金銭信託・遺言信託)
- 解約前に確認すべき注意点(給与・公共料金・休眠預金)
- みずほ信託銀行の解約に関するよくある質問
- まとめ
みずほ信託銀行の口座解約の要点【まず結論】

みずほ信託銀行は東京都中央区八重洲に本店を置く、みずほフィナンシャルグループの大手信託銀行で、金融機関コードは0289です。
同じグループのみずほ銀行(金融機関コード0001)とは別法人で、解約の窓口や手続きも異なるため混同しないよう注意しましょう。
三菱UFJ信託銀行や三井住友信託銀行とも別の銀行なので、口座を持っている信託銀行がどこかを必ず確認してから手続きに進んでください。
まず、このセクションで解約の全体像となる3つの要点を確認しておきましょう。
このセクションで解説する項目
解約は本支店の窓口のみ・電話や郵送は不可
みずほ信託銀行の口座解約は本支店の窓口でのみ手続きができ、電話や郵送では受け付けていません。
本人確認やお届け印の照合を窓口で行う必要があるため、ネットや郵送だけでは完結できない仕組みになっているからです。
なお、口座を開設した店舗でなくても、お近くのみずほ信託銀行の店舗で解約手続きができます。
店舗の窓口は平日9:00〜15:00が基本なので、来店前に最寄り店舗の営業時間を公式サイトで確認しておきましょう。
解約に必要なものは基本4点
解約に必要なものは、通帳・キャッシュカード・お届け印・本人確認書類の基本4点です。
銀行は口座名義人本人であることと、登録されたお届け印が一致することを確認したうえで残高を払い戻すため、これらの持ち物が照合の基礎になるからです。
本人確認書類は、運転免許証やマイナンバーカードなど顔写真付きのものを用意すると確実です。
4点のうち一部を失くしていても手続きはできますが、別途紛失(喪失)の手続きが必要になり時間がかかるため、できる限りそろえて持参しましょう。
投資信託・金銭信託は先に精算が必要
みずほ信託銀行ならではの注意点として、投資信託や金銭信託を保有していると、口座の解約前に精算が必要です。
信託銀行は普通預金だけでなく、投資信託・金銭信託・遺言信託など多様な商品を扱っており、これらが残っていると口座をそのまま閉じられないからです。
たとえば投資信託は売却・換金してから出金する必要があり、金銭信託は満期を待つか中途解約の手続きをとる流れになります。
詳しい精算方法はこの記事の「信託商品がある場合の解約と精算」で解説するので、心当たりがある方は先にそちらを確認しておきましょう。
みずほ信託銀行の口座解約の手順【5ステップ】

みずほ信託銀行の口座解約は、来店から完了まで5つのステップで進みます。
普通預金だけなら事前準備さえできていれば即日で終わりますが、信託商品がある場合は精算のステップが加わります。
このセクションで解説する項目
STEP1:必要なものを準備する
通帳・キャッシュカード・お届け印・本人確認書類の4点を準備します。
本人確認書類は運転免許証やマイナンバーカードなどの顔写真付きが1点、顔写真なしの場合は複数の書類が必要になることがあります。
STEP2:振込先・引落先を変更しておく
給与・年金の振込先や、公共料金・家賃などの引落先を別の口座に変更しておきます。
反映に数週間かかることがあるため、来店日の前に余裕をもって済ませておきましょう。
STEP3:信託商品の有無を確認・精算する
投資信託・金銭信託・定期預金などを保有している場合は、口座解約の前に売却・換金や満期・中途解約の手続きを進めます。
商品によって精算にかかる日数が変わるため、心当たりがある場合は事前に取引店へ相談しておくと安心です。
STEP4:店舗窓口で解約を申し出る
口座名義人本人が、平日の営業時間内(9:00〜15:00が目安)に最寄りのみずほ信託銀行の店舗窓口へ行きます。
窓口で「口座を解約したい」と伝え、案内に従って解約の書類に記入し、準備した持ち物を提出すると本人確認とお届け印の照合が行われます。
STEP5:残高を受け取り解約完了
口座に残高がある場合は現金で払い戻され、原則その場で解約となります。
普通預金のみなら即日で完了しますが、信託商品の精算が残っている場合は後日あらためて手続きが必要になることもあります。
解約時の注意ポイント
電話や郵送では解約できないため、必ず本人が窓口で直接手続きをしてください。
給料日・週始め・月末は窓口が混雑しやすい時間帯です。待ち時間を短くしたい場合は、これらを避けた平日の午前中などに来店するのがおすすめです。
信託商品がある場合の解約と精算

みずほ信託銀行は普通預金のほかに投資信託・金銭信託・遺言信託など信託銀行ならではの商品を扱っています。
これらを保有したままだと口座をそのまま閉じられないため、商品ごとの精算の進め方を理解しておきましょう。
このセクションで解説する項目
| 商品の種類 | 解約・精算の方法 | ポイント |
|---|---|---|
| 投資信託 | 売却・換金してから出金 | 基準価額で換金・反映に数営業日 |
| 金銭信託・定期預金 | 満期を待つか中途解約 | 中途解約は取引店での手続きが必要 |
| 遺言信託・相続関連 | 契約内容により個別対応 | 窓口・専用窓口での相談が必要 |
投資信託は売却・換金してから出金
投資信託を保有している場合は、先に売却・換金してから出金する必要があります。
投資信託は預金と違って日々値動きするため、解約日の基準価額で換金され、現金化されるまでに数営業日かかるからです。
たとえば窓口やネットで売却注文を出しても、当日すぐに全額を引き出せるわけではなく、約定・受渡を経て口座に入金される流れになります。
口座解約と同時に進めると慌ただしくなるので、投資信託は余裕をもって先に換金しておくのがおすすめです。
金銭信託・定期預金は満期か中途解約
金銭信託や定期預金を持っている場合は、満期を待つか中途解約の手続きが必要になります。
これらは一定期間預け入れることを前提にした商品で、途中で解約すると当初の利率が適用されない場合があるからです。
みずほ信託銀行では定期預金の満期終了手続は郵送で対応できる場合がありますが、中途解約は取引店への問い合わせが必要とされています。
急いで口座を閉じたい場合でも、商品の条件を確認したうえで精算方法を選ぶようにしましょう。
遺言信託や相続関連の契約は個別相談
遺言信託や相続関連のサービスを契約している場合は、契約内容ごとの個別対応になります。
遺言信託は遺言書の保管や執行を任せる長期の契約で、解約や変更の取り扱いが普通預金とはまったく異なるからです。
口座だけ解約したいのか、信託契約そのものを見直したいのかで進め方が変わるため、まずは取引店や専用窓口に相談しましょう。
信託商品が絡む解約は個別性が高いので、自己判断せず銀行の案内に従って手続きを進めるのが安全です。
みずほ信託銀行の口座を解約するときの注意点

口座解約をスムーズに進めるには、事前に押さえておきたい注意点がいくつかあります。
とくに振込先や引落先の変更、名義人死亡時の相続、放置による休眠預金化は見落としやすいので、ここでまとめて確認しておきましょう。
給与振込・公共料金の引落先を先に変更する
給与や公共料金の口座を変更せずに解約すると、給与を受け取れなくなったり料金が滞納になったりするおそれがあります。
解約後の口座には入金も引き落としもできなくなるため、関連する手続きを先に切り替えておく必要があるからです。
たとえば勤務先への給与振込口座の変更申請や、電気・ガス・水道・家賃・税金の引落先変更を済ませてから解約に進みましょう。
解約前に確認すべきチェックリスト
- ✅ 給与・年金・手当の振込先を変更したか
- ✅ 公共料金・家賃・税金の引落先を変更したか
- ✅ クレジットカードの引落口座を変更したか
- ✅ 投資信託・金銭信託などの精算を済ませたか
- ✅ 通帳・キャッシュカード・お届け印・本人確認書類を用意したか
名義人が死亡した場合は相続手続きが必要
口座名義人が亡くなった場合は通常の解約ができず、まず相続の手続きが必要になります。
名義人の死亡が銀行に伝わると口座は凍結され、相続人が確定するまで払い戻しができなくなるからです。
みずほ信託銀行は相続業務を専門に扱う信託銀行でもあるため、相続の専用窓口や取引店に連絡すると手続きの案内を受けられます。
必要書類は遺言書の有無や相続内容によって変わるため、具体的な進め方はみずほ信託銀行へ直接相談しましょう。
来店できない場合は代金取立という方法もある
近くにみずほ信託銀行の店舗がない、遠方に住んでいるなどで来店できない場合は、他の銀行に解約を依頼する「代金取立(預金取立)」という方法があります。
これは取引のある別の銀行を経由して、みずほ信託銀行の口座を解約してもらう仕組みだからです。
ただし依頼する銀行に手数料が発生するうえ、手続きの詳細も銀行ごとに異なります。
依頼先の銀行で、手数料の金額・必要書類・完了までの期間を事前に確認しておきましょう。
10年放置すると休眠預金になる
入出金が一切ない状態が続くと、その口座は最後の取引から10年で休眠預金として扱われます。
休眠預金等活用法により、10年以上取引のない預金は預金保険機構へ移され、民間公益活動に活用される仕組みになっているからです。
休眠預金になっても、銀行に申し出れば預金の全額を引き出すことは可能です。
ただし通常の解約より手続きが面倒になるので、使わない口座は休眠預金になる前に解約しておくのが安心です。
みずほ信託銀行の解約に関するよくある質問

みずほ信託銀行の口座解約についてよく寄せられる質問を、Q&A形式でまとめました。
解約前の不安を解消するために、気になる項目を確認しておきましょう。
このセクションで解説する項目
Q&A:解約に手数料はかかりますか?
本人が窓口で行う通常の口座解約であれば、手数料はかかりません。
ただし、来店できず他の銀行を経由して代金取立を依頼する場合は、依頼先の銀行で手数料がかかることがあります。
また投資信託の売却などには別途費用がかかる場合があるため、保有商品がある方は事前に確認しておきましょう。
Q&A:みずほ銀行とみずほ信託銀行は同じですか?
みずほ銀行とみずほ信託銀行は同じグループですが、別法人で窓口や手続きも異なります。
金融機関コードもみずほ銀行は0001、みずほ信託銀行は0289と別々で、解約の窓口も分かれています。
通帳やキャッシュカードに記載された銀行名を確認し、口座を持っている方の銀行で手続きをしましょう。
Q&A:投資信託があっても口座解約できますか?
投資信託を保有している場合は、先に売却・換金して精算してから口座を解約します。
換金には数営業日かかることがあるため、口座解約と同時に進めるよりも余裕をもって先に手続きするのが安心です。
金銭信託や定期預金がある場合も同様に、満期か中途解約で精算してから口座を閉じる流れになります。
Q&A:名義人が亡くなった口座はどう解約しますか?
名義人が亡くなった口座は通常の解約ができず、相続の手続きが必要です。
みずほ信託銀行の相続の専用窓口や取引店へ連絡すると、専門スタッフから手続きの案内を受けられます。
必要書類は遺言書の有無などで変わるため、まずは銀行に相談するところから始めましょう。
まとめ
みずほ信託銀行の口座解約について、手順・必要なもの・信託商品の精算・相続や休眠預金の注意点を解説しました。
最後に重要なポイントを振り返っておきましょう。
- 解約は本支店の窓口のみで、電話・郵送は不可
- 必要なものは通帳・キャッシュカード・お届け印・本人確認書類の基本4点
- 開設店舗以外の店舗でも解約でき、通常は手数料無料・原則即日で完了
- 投資信託は売却・換金、金銭信託・定期預金は満期か中途解約で先に精算する
- 遺言信託など相続関連の契約は個別対応のため窓口で相談する
- 名義人が死亡した場合は相続の専用窓口を通じた相続手続きが必要
- 解約前に給与振込・公共料金の引落先を必ず変更しておく
- 放置すると最後の取引から10年で休眠預金の対象になる
普通預金だけなら、持ち物と引落先の変更さえ準備できていれば来店1回・原則即日で解約は完了します。
信託商品の精算や名義人死亡時の相続は個別性が高いので、迷ったらみずほ信託銀行の窓口やお問い合わせ窓口で最新情報を確認しましょう。
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普通預金だけなら来店1回で完了しますが、信託商品がある方は精算に時間がかかるので、まずは保有商品の有無を確認してから窓口に行くのがおすすめです。