「楽天Edyを使わなくなったから解約したい」「カードを処分する前に残高はどうすればいい?」と悩んでいませんか。
結論から言うと、楽天Edyの残高は原則として払い戻されません。
削除や処分の前に使い切るのが基本です。
ただし「原則」には例外があります。
どんな経緯で手放したかによって、残高の扱いが変わります。
どの条文がどの場面に効くのかを、楽天Edyサービス利用約款(2025年8月27日版)まで降りて整理しました。
先に知っておきたい変更点
公式は「楽天Edyアプリは新規ダウンロードを停止いたしました。機種変更時は楽天ペイアプリの楽天Edy機能をご利用ください。」と告知しています。
楽天Edyアプリについて「削除しても再インストールすればまた使える」という説明は、いまは成り立ちません。
もうひとつ、iPhoneについて誤解が広まっています。
こちらも公式の記載で後ほど正します。
この記事でわかること
- 楽天Edyの解約で、先に決まっていること(返金の原則・経路の違い・カードとの関係)
- 残高はどうなるのか|手放し方で変わる(手放し方ごとに約款の条文で整理)
- 利用環境ごとの削除手順(公式が示す4環境の一覧と、経路別の注意)
- 削除の前に済ませておくこと
- iPhoneでできること・できないこと
- 残高とカードをめぐる疑問(返金・カード・再開・紛失・窓口・iPhone)
- 削除ボタンを押す前に
この記事で「」に入れた条文は楽天Edyサービス利用約款(2025年8月27日版)から、手順と窓口は楽天Edyと楽天カードの公式サポートから引いています。
約款は改定されるので、金額や期間が絡む判断をするときは最新版を開いてください。
楽天Edyの解約で、先に決まっていること

手順に入る前に、変えられない前提をひととおり見ておきます。
ここを知らずに削除へ進むと、あとから取り返せません。
このセクションで解説する項目
残高の払い戻しは原則として行われない
楽天Edyサービス利用約款の第12条第1項は、次のように定めています。
「Edyの払戻しは、前条第2項、本条、第18条及び第20条に定める場合又は当社が特に認める場合を除き、行うことができません。」
つまり払い戻しは原則として行われません。
条文が名指ししている例外は第11条第2項・第12条・第18条(利用資格の取消し)・第20条(サービスの終了等)と、当社が特に認める場合です。
なお、このあと出てくる第26条は「払戻し」ではなく「残高の引き継ぎ」で、性質が違います。
分けて読んでください。
「絶対に戻ってこない」ではなく「決められた場合にだけ戻る」というのが正確です。
次のH2で条文ごとに整理します。
利用環境によって操作する画面が変わる
楽天Edyは、おサイフケータイ、楽天ペイアプリ、楽天Edyアプリ、楽天カードのEdy機能という複数の形で使われています。
同じ「削除」でも、どこを開くかが違います。
まず自分がどの形で使っているかを確かめてください。
ここを取り違えると、削除したつもりで残っている状態になります。
楽天カードの解約とEdyの停止は別の手続き
楽天カードのEdy機能付きを使っている場合、カードを解約してもEdyの残高はカードの中に残ります。
クレジット機能とEdyの機能は別々に動いているためです。
しかも約款の第13条第2項には、カードを発行会社へ返却する場合について、こう書かれています。
「Edyを使い切ることなく、Edyが記録された状態のEdyカードを当該Edyカードの発行会社に返却した場合には、利用者は、当該Edyの使用権を放棄したものとして取り扱われることを、あらかじめ同意します。」
返却の順番を間違えると、残高は戻らないということです。
使い切ってからカードを手放してください。
残高はどうなるのか|手放し方で変わる

同じ「残高が残ったまま手放した」でも、原因によって約款の扱いが違います。
| どういう状況か | 約款 | 残高の扱い |
|---|---|---|
| 自分で端末のEdy使用中止を操作した | 第27条 | 払戻しはされない。使用権を放棄したものとして扱われる場合がある |
| おサイフケータイ等の故障・紛失 | 第26条 | 残高の引き継ぎを申請できる(事前のEdy番号登録が条件) |
| Edyカードの破損等でEdyが壊れた・消えた | 第11条 | 申請でき、確認できた金額が返還される |
| 使い切らずにカードを発行会社へ返却した | 第13条 | 使用権を放棄したものとして扱われる |
| 楽天Edyサービスが全面的に終了する | 第12条2項 | 払戻しを申し出ることができる |
| Edy機能付き楽天カードが更新で新しくなった | 公式FAQ | 自動では移らない。移行手続きをするか、旧カードで使い切る |
| Edyカード・ストラップ等を紛失した | 公式FAQ | 残高は補償されない |
このセクションで解説する項目
自分で削除した場合は戻らない(第27条・Edy携帯電話)
第27条第2項は、利用者が自分で端末のEdy使用中止を操作した場合について定めています。
「当社は、Edyの未使用残高の払戻しはいたしません。」とあり、続けて使い切らずに操作した場合は「当該Edyの使用権を放棄したものとして取り扱われる場合がございます」としています。
これがいちばん多いパターンです。
だからこそ、削除の前に残高をゼロにする必要があります。
おサイフケータイの故障・紛失は申請できる(第26条)
第26条は、Edyを入れた携帯端末が壊れた場合や紛失した場合の規定です。
使用の中止に加えて「当該Edy携帯電話に記録されていたEdyの残高の引き継ぎを申請することができます」とされています。
申請できる条件と受け取り方(第26条)
- 故障や紛失が起きる前に、Edy番号を楽天Edyマイページへ登録しておく必要があります(後から登録しても間に合いません)
- 登録した氏名等に誤りや記入漏れがあると、引き継ぎの対象と認められないことがあります
- 申請後に審査があり、書類の提出を求められる場合があります
- 認められた場合、残高相当額は「Edyギフト」という形で返還されます
- Edyギフトの有効期間は90日間。期間内に他のEdy端末かEdyカードで受け取ります
この条文が対象にしているのは「Edy携帯電話」=おサイフケータイなどの端末です。
楽天カードのようなEdyカードを紛失した場合は、この条文の対象外です。
混同しないでください。
カードの破損でEdyが消えた場合も申請できる(第11条)
Edyカード側にも救済の条文があります。
第11条は、カードの破損や電磁的影響などでEdyが「破壊され又は消失した場合」に所定の方法で申請できるとしています。
そして未使用のまま破壊・消失した金額が確認できた場合は、その金額を返還すると定めています。
対象は「壊れた・消えた」であって「なくした」ではない点に注意してください。
紛失は次の第10条の話になります。
紛失・盗難は「連絡しないと自己負担」(第10条)
第10条第2項は、カードでも端末でも紛失・盗難が起きたときの連絡義務を定めています。
連絡を行わなかった場合、「Edyカード又はEdy携帯電話の紛失、盗難等により利用者に生じた損害(不正利用による損害を含む。)については、利用者にご負担いただくものとします。」とされています。
つまり、気づいた時点ですぐ連絡することが自分を守ることになります。
連絡先は後半のH2にまとめました。
払戻しには手数料がかかることがある(第12条4項)
例外にあたって払戻しを受ける場合でも、全額がそのまま戻るとは限りません。
第12条第4項は、サービス全面終了の場合を除いて「当社所定の払戻手数料を申し受けることがあります」としています。
やはり、使い切ってから手放すのがいちばん損がありません。
カードが更新されたときの残高は、自動では移らない
ここは知らないと損をするところです。
Edy機能付き楽天カードが有効期限で新しくなった場合、残高は自動では新カードへ移りません。
移したい場合は、自分で移行の手続きをします。
しかも公式は「カードの有効期限が切れた場合でも、楽天Edyの残高はご利用いただくことができます。」(出典・楽天カード公式)と明記しています。
つまり、期限切れの古いカードでも支払いに使えるので、そのまま使い切ってしまうのがいちばん簡単です。
新しいカードが届いたら、古いカードをすぐ捨てない
公式は「使い切る前に破棄されましても、原則ご返金出来ません。」としています(出典・楽天カード公式)。
・このサービスの対象はEdy機能付き楽天カードのみです
・すでに新カードを使い始めた場合は、公式サイトの「Edy残高の移行」を使います
・移行の手立ては3つあります。楽天Edyアプリ(「※Androidのみ対応・iPhoneは非対応となります。」)、楽天ペイアプリ(旧カードのEdy→楽天キャッシュ→新カードのEdy)、ファミリーマートのマルチコピー機
・「本サービスは旧カード1枚につき1回のみ利用できます」。やり直しがきかないので、移行の前に残高を確かめる
・未受け取りのEdy(Edyギフト)は新カードへ移行できません。旧カードで受け取ってから残高を移す
新しいカードが届くと、つい古いほうをハサミで切ってしまいがちです。
自動では移りません
カード会社側の案内は「Edy残高は、自動的には新しいカードへ移行されません。」です(出典・楽天カード公式)。
つまり放っておいても新カードには移りません。移したいときは、自分で「Edy残高の移行」の手続きをします。
それが面倒なら、旧カードで使い切ってしまうのがいちばん簡単です。
残高が残っていないか先に確かめてください。
紛失したとき、補償されるかはカードか端末かで変わる
公式のよくある質問は、紛失時の扱いを種類ごとに分けて説明しています。
楽天Edyカードやストラップ等については、「楽天Edy残高は補償されません。お問い合わせいただいても、補償はいたしかねます」(出典FAQ)とされています。
一方でおサイフケータイの場合は、利用停止申請によって残高の移行が可能だとしています。
ただし条件があり、「事前に楽天EdyマイページへのEdy番号登録を行っていない場合は、残高の補償はいたしかねます」と明記されています。
約款第26条の「事前登録が条件」という規定と、中身は同じです。
あわせて、不正なチャージを防ぐためにチャージサービスの停止も必要とされています。
楽天ペイアプリで使っている場合は楽天Edyと楽天ペイの両方で利用停止申請が要ります。
利用環境ごとの削除手順

ここからは実際の操作です。
このセクションで解説する項目
共通|残高を確認して、使い切る
4環境とも、途中で必ず残高を0円にするところを通ります。
ただしおサイフケータイとEdy機能付き楽天カードだけは、その前にオートチャージの解除が要ります。
ただ「使い切れ」と言われても、いまいくら残っているかが分からないと始まりません。
公式は確認方法を持ち物別に案内しています。
| 持っているもの | 残高の確認方法 |
|---|---|
| 楽天Edyカード・グッズ | Androidは「楽天Edyアプリ(Edyカード機能)」/iPhoneは楽天ペイアプリのEdy機能(iOS版の楽天Edyアプリは2026年8月末で提供終了)/店頭やパソコンからは専用ページ |
| Edy機能付き楽天カード | 専用の残高照会ページ |
| おサイフケータイ | 「おサイフケータイの残高照会」ページ |
iPhoneでもEdyカードさえあれば残高を見られます。
ここは後半のH2でもう一度触れます。
残高を使い切ります。
コンビニやスーパーなどの加盟店で使い切ります。
セルフレジなら現金との併用払いができる店が多く、端数まで消化しやすくなります。
ここで誤解されがちなのですが、おサイフケータイや楽天ペイアプリでは、残高が残っていても削除の操作自体はできてしまいます。
だからこそ約款の第27条は、使い切らずに操作した場合を「使用権を放棄したものとして取り扱われる場合がございます」と書いています。
順番を守ってください。
公式が案内している手順(利用環境別)
公式のよくあるご質問に「楽天Edyの利用をやめたい(解約・削除したい)」という項目があり、利用環境ごとに手順が案内されています。
| 利用環境 | 公式が案内している手順 |
|---|---|
| スマートフォン(おサイフケータイ) | ①オートチャージ設定をオフにする ②残高を0円にする(返金はできません) ③携帯電話から削除する |
| Edy機能付き楽天カード | ①オートチャージ設定をオフにする ②残高を0円にする(返金はできません) ③Edy以外の手続きは楽天カードへ問い合わせ |
| クレジットカード一体型の楽天Edyカード | ①残高を0円にする(返金はできません) ②Edy以外の手続きは各クレジットカード会社へ問い合わせ |
| Edyカード(単体) | ①残高を0円にする(返金はできません) ②他社ポイントは各事業者へ問い合わせ |
おサイフケータイとEdy機能付き楽天カードはオートチャージのオフから始まります。
カードタイプの2つは、使い切るところからです。
カード側については、公式は「Edy以外の手続きについて楽天カードへ問い合わせをお願いします。」として線を引いています。
おサイフケータイの③「携帯電話に登録されているEdyを削除する」には、公式FAQから「削除手順はこちら」というリンクが張られています。
ただしFAQの「削除手順はこちら」が指しているのは、マイページからEdy番号を削除する手順で、③の「携帯電話に登録されているEdyを削除する」とは別の操作です。
画面つきの「解約手順」としての削除手順は、公式サポートの中に見当たりません。
ただし公式FAQは「Google Payからは楽天Edyを削除できません。楽天ペイアプリで削除をお願いいたします。」(出典FAQ)としており、アプリ側に削除の口があること自体は案内されています。
アプリの設定メニューに削除の項目はありますが、公式が「解約の手順」として案内しているものではありません。
オートチャージを解除して残高を0円にすれば、実害の面では止まります。
消す前に一度だけ考える
Edy番号の登録を消すと、約款第26条の「残高の引き継ぎ」を申請できなくなります。第26条は、端末が壊れたりなくなったりしたときに事前の登録があることを条件に残高を返してもらう条文だからです。
まだその端末を使う可能性があるなら、残高を使い切るところまでにとどめて、番号の削除は見送るのが安全です。
そのうえでマイページの登録を消す場合の手順です。
マイページからEdy番号を削除する(公式の3手順)
- 1. マイページの個人設定ページにアクセスする(楽天IDでのログインが必要)
- 2. ページ下部の注意事項を読み、「上記を確認したので削除ページに進む」にチェックして「削除ページへ」
- 3. 対象のEdy番号を確かめ、「このEdyの登録削除」→「削除する」
楽天Edyの利用をやめたい(公式サポート・環境別の手順と削除手順へのリンク)
アプリの画面はバージョンで変わります。
メニュー名はここで覚えず、公式の手順ページで確かめてください。
削除したあとに効いてくること
公式は、マイページからEdyカードを削除すると次が使えなくなるとしています。
・おサイフケータイ故障/盗難/紛失時の残高移行
・Edyスタンプラリー(集めたスタンプは削除される)
・マイページ/会員情報欄での残高確認
・過去の利用履歴
⇒ 削除した時点で、約款第26条の残高引き継ぎという逃げ道がなくなります。
公式は「削除せずにアプリへ表示しない設定にすることもできます」とも案内しています(Android版のホーム画面にある[表示設定]から。出典FAQ)。
楽天ペイアプリの場合と、楽天Edyアプリのこれから
楽天ペイアプリは、アプリ内の楽天Edyの設定メニューから削除に進みます。
画面の名称はアプリの更新で変わるため、見当たらなければカスタマーデスクで確認してください。
ここでも残高が残ったまま削除の操作はできてしまいます。
止めてくれる仕組みはないので、先に使い切ってください。
楽天Edyアプリを使っていた方へ
公式は「楽天Edyアプリは新規ダウンロードを停止いたしました。機種変更時は楽天ペイアプリの楽天Edy機能をご利用ください。」と告知しています。
さらに「機種変更などによって楽天Edyアプリを新規ダウンロードすることはできないのでご注意ください。」という注記もあります。
⇒ 削除したあとに楽天Edyアプリを入れ直して再開する、という手は使えません。
なお「楽天ペイアプリを入れたから、楽天Edyアプリは消してよいか」という疑問には、公式が答えを出しています。
そもそもiPhoneについては、公式が「iOS版の楽天Edyアプリは2026年8月末日をもってサービスの提供を終了しました。」と告知しています(iPhoneでの楽天Edyの使い方・公式)。
公式のよくあるご質問は、いまも「iPhoneでは楽天ペイアプリのEdy機能と楽天Edyアプリの機能において差分はありません」(出典FAQ)としています。
iPhoneの方は楽天ペイアプリへ移るほかありません。
消しても困りません。
Androidについては機能差があります。
公式は「楽天ペイアプリのEdy機能では、楽天銀行およびその他金融機関口座から楽天Edyへのチャージができません」としています。
銀行口座からのチャージを使っている方は、楽天Edyアプリを消す前にこの点を確かめてください。
解約が目的ならそのまま進めて構いません。
楽天カードのEdy機能の場合
いちばん取り違えが多いのがこれです。
カードを解約しても、カードの中のEdyは残ります。
加盟店で支払いに使える状態が続きます。
ただし、盗難・紛失のときでさえ、Edyカードには「利用を止める」という操作がありません。
公式は盗難・紛失時について「楽天Edyの利用の停止、Edy残高の払戻し、Edyの受取りの中止などはできませんので、予めご了承ください」と明記しています(出典・公式)。
できるのはチャージサービスの利用停止だけです。
したがって手順は、オートチャージを解除する → 残高を使い切る → ICチップにはさみを入れて破棄するの順になります。
楽天カードの公式も「旧カードでEdyオートチャージの設定をされている場合は、お客様自身でオートチャージ解除のお手続きを行ってからEdy残高を使い切ってください。」としています(出典・楽天カード公式)。
解除の経路は後半のH2でまとめています。
公式も「楽天Edyの残高は必ず使い切ってから、はさみで裁断し破棄していただきますようお願いいたします。」としています(出典・楽天カード公式)。
同じ案内は、払い戻しについて「チャージ(入金)された代金は、ICチップの瑕疵・故障などの場合を除き、払い戻しできません。」とも書いています。
順番を逆にすると取り返せません。
削除の前に済ませておくこと

削除そのものより、その前の準備でつまずく人のほうが多いところです。
このセクションで解説する項目
削除ボタンを押す前のチェック
- ✅ オートチャージを解除した(おサイフケータイとEdy機能付き楽天カードだけ。解除しないと残高が戻ってくる)
- ✅ 残高をゼロまで使い切った
- ✅ おサイフケータイなら、Edy番号をマイページへ登録済みか確かめた(登録がないと第26条の引き継ぎは申請できない)
- ✅ Edy以外の契約(カード・他社ポイント)の窓口を確かめた
- ✅ 楽天カードなら、カードの中の残高も使い切った
- ✅ まだ使う可能性があるなら、マイページからは削除しない
オートチャージを解除する
自動チャージの設定が残っていると、せっかく使い切っても残高が戻ってきます。
公式の解約手順でも、おサイフケータイとEdy機能付き楽天カードはオートチャージのオフが最初に置かれています。
設定の場所はお使いのアプリによって違います。
おサイフケータイの場合、公式が示す解除手順は6段階です。
オートチャージを解除する(おサイフケータイ)
- 手順1.[詳細を見る]をタップ
- 手順2.[チャージ設定]をタップ
- 手順3.[オートチャージ設定]をタップ
- 手順4.[オートチャージの解除]をタップ
- 手順5.[解除する]をタップ
- 手順6.解除完了
手順4で画面を閉じても解除は終わっていません。手順5の[解除する]まで進んで、手順6の「解除完了」が出たことを確かめてください。
この6手順はAndroid版の楽天Edyアプリを開いて進めます。
公式も「機種変更を行う際や長期間利用しない際には、Android 楽天Edyアプリから、オートチャージの設定解除を行ってください。」としています。
公式は盗難・紛失の際の解除として、PCサイトからの手続きにも触れています。
ただし案内されているフォームのURLは現在「故障・紛失」のページへ転送され、フォーム自体が見当たりません。
公式の注記には「PCサイトから解除を行うと、ユーザー情報も削除されます。」という副作用も書かれています。
アプリを消してしまったら、まずカスタマーデスクに聞くのが確実です。
おサイフケータイ側の注記には、なお「オートチャージは楽天Edyアプリと楽天ペイアプリで同時設定できず、先に設定した方のオートチャージが自動的に解除されます。」とされています。
片方で解除したつもりが、もう片方に設定が残っていることはありません。
上のおサイフケータイの6手順は、公式の「オートチャージ」ページにある解除手順のものです。
同じページの上半分は設定手順なので、見る場所を間違えないでください。
オートチャージ(おサイフケータイ・公式)/オートチャージを解除したい(公式サポート)
ここまではおサイフケータイの話です。
Edy機能付き楽天カードは経路が違います。同じ6手順を探しても、カードでは画面にたどり着きません。
Edy機能付き楽天カードのオートチャージを解除する
- 楽天ペイアプリから。公式サポートは「楽天ペイアプリで解除いただけます。」としています
- 楽天e-NAVIから(スマホもNFCも要らない経路)
- 紛失・盗難のページでの案内ですが、公式は「チャージ設定は楽天e-NAVIもしくは、楽天カード コンタクトセンターで解除手続きを行ってください。」としています
- 楽天Edyアプリにカードをかざす方法も、公式のカードページにあります(表記は「楽天Edyアプリでの解除(Android/iOS)」)
- これはおサイフケータイ用の6手順とは別のメニューです
- 🔴 iOS版の楽天Edyアプリは2026年8月末で提供終了。iPhoneの方は楽天ペイアプリか楽天e-NAVIを使います
- 盗難・紛失の届け出後は、楽天カード コンタクトセンターの盗難・紛失専用ダイヤルへ
Edyカードの故障・紛失とオートチャージの廃止(公式)/Edy機能付き楽天カードのオートチャージを解除したい(公式サポート)
カード側には自動で解除される条件もあります。
公式は「オートチャージ対象店舗で、オートチャージ設定されている楽天カード付帯Edyのご利用が180日間ない場合」などを挙げています。
おサイフケータイ側のページには、この180日のルールは書かれていません。
削除に取りかかる前に解除しておきましょう。
残高をゼロにする
ここまで何度も書いたとおり、これが最優先です。
セルフレジの現金併用払いを使えば、中途半端な金額でも1円単位まで消化できます。
Edy番号を登録しておく(おサイフケータイの紛失の備え)
第26条の残高引き継ぎを申請するには、故障や紛失が起きる前にEdy番号を楽天Edyマイページへ登録しておく必要があります。
登録は楽天Edyの公式サイトのマイページから行います。
Edy番号は16桁の数字です。
Edyカードなら券面に印字されていますが、おサイフケータイには券面がないので、楽天Edyアプリの画面で確認します。
なくしてから登録しても間に合いません。
使っているうちに済ませておくのが備えになります。
Edy以外の契約は、自分で別に止める
Edyを削除しても、そのカードや端末に付いているEdy以外の契約は止まりません。
公式FAQ「楽天Edyの利用をやめたい(解約・削除したい)」は、環境ごとの手順の最後に、Edy以外の窓口を案内しています。
Edy機能付き楽天カードは「Edy以外の手続きは楽天カードへ」、クレジットカード一体型は「各クレジットカード会社へ」、単体のEdyカードは「他社ポイントの取り扱いは各事業者へ」という分け方です。
ポイントについても、Edy側の設定は楽天ポイント全体の受取先を切り替えるものではありません。
動かせるのは「Edyの支払いで貯まるポイントをどれにするか」だけです。
公式が用意しているのは「Edyの支払いで貯まるポイントをどれにするか」というポイントサービスの登録で、種類を選べるのはおサイフケータイの楽天Edyだけです。
公式が「おサイフケータイのスマートフォンのみ対応です」と注記していることから、Edyカードとストラップは、Edy側の設定でポイントの種類を選べません。
他社が付けたポイントの扱いは、各ポイント事業者へ問い合わせることになります。
iPhoneでできること・できないこと

ネット上でいちばん誤解が広まっているのがiPhoneの扱いです。
このセクションで解説する項目
「iPhoneはFeliCa非対応」だけで終わらせない
解約の解説記事では「iPhoneはFeliCaに対応していないから楽天Edyは使えない」と書かれていることがあります。
ただし公式もFeliCa非対応という書き方はしています。
サポートの回答に「※iPhoneはおサイフケータイ(Felica)非対応のため、スマホのアプリに残高を直接移行することはできません。」(出典FAQ)とあります。
ただしそれは「アプリに残高を直接移せない」という限定的な話です。
公式サイト側の表現も「※iPhone単体ではご利用できません。楽天Edyカードが必要です。」で、意味は「端末単体でEdyを持てない」であって「何もできない」ではありません。
iPhoneでの楽天Edyの使い方(公式)には「iPhoneで楽天Edyを使うならこれからは楽天ペイアプリで」とあり、機能についてはこう書かれています。
「iPhoneでは楽天Edyカードの残高・利用履歴確認、クレジットカードからチャージ、楽天Edyの受け取りができます。」
ただし注記があり、「※iPhone単体ではご利用できません。楽天Edyカードが必要です。」とされています。
整理すると、iPhoneの中にEdyを持つことはできません。
しかしEdyカードを用意してかざせば、残高の確認もチャージも受け取りもできます(この機能の記載は楽天ペイアプリでの楽天Edy・公式にあります)。
「iPhoneでは何もできない」と思い込んで残高を諦める必要はありません。
ただし公式は同じ場所に「※一部の機能はお使いいただけません。」とも書いています。
全部が同じように動くわけではない、という前提では読んでください。
機能についての3つの引用は楽天ペイアプリでの楽天Edy(公式)から。
使い方はiPhoneでの楽天Edyの使い方(公式)にまとまっています。
機種変更で残高を引き継げるか
Android端末からiPhoneへ機種変更する場合、端末の中のEdyをそのままiPhoneへ移すことはできません。
iPhone単体でEdyを持てないためです。
したがって、機種変更の前に旧端末で残高を使い切っておくのが確実です。
なお、端末が壊れたり紛失したりした場合は第26条の引き継ぎ申請という道が残ります。
ただし事前のEdy番号登録が条件です。
残高とカードをめぐる疑問

ここから先は、削除したあとで「しまった」と思いやすい6つです。
このセクションで解説する項目
Edy残高は返金してもらえますか。
原則として返金されません。
約款の第12条第1項は、定められた場合と当社が特に認める場合を除いて払戻しを行うことができないとしています。
払戻しの例外として条文が名指ししているのは第11条第2項・第12条・第18条・第20条です。
このうち第11条第2項が、カードの破損でEdyが壊れた・消えた場合の「返還」です。
これとは別に、端末の故障や紛失(第26条)は「残高の引き継ぎ」として道が用意されています。
どちらも申請が要ります。
ただし第26条の引き継ぎについて、公式は「本手続きは無料で行うことができます。」としています(出典・公式)。
第12条4項の払戻手数料は「払戻し」の規定なので、引き継ぎには及びません。
楽天カードを解約すればEdyも止まりますか。
止まりません。
クレジット機能とEdyの機能は別々のため、カードを解約してもカードの中の残高は残り、加盟店で使える状態が続きます。
さらに約款の第13条第2項は、Edyを使い切らずにカードを発行会社へ返却した場合、使用権を放棄したものとして扱うと定めています。
残高を使い切ってからカードを手放してください。
削除した楽天Edyは再開できますか。
楽天Edyアプリを入れ直して再開する、という方法は使えません。
公式が「楽天Edyアプリは新規ダウンロードを停止いたしました。機種変更時は楽天ペイアプリの楽天Edy機能をご利用ください。」と告知しているためです。
あらためて使いたい場合は、楽天ペイアプリの楽天Edy機能を利用することになります。
なお、旧Edy番号の残高や設定が引き継がれるわけではありません。
紛失したときはどうすればよいですか。
気づいた時点ですぐ連絡してください。
約款の第10条第2項は、紛失や盗難が起きた場合は所定の手続に従って連絡するよう定めており、連絡を行わなかった場合に生じた損害は利用者の負担になるとしています。
おサイフケータイなどの端末の紛失であれば、第26条により残高の引き継ぎを申請できる場合があります。
ただし紛失が起きる前にEdy番号を登録していることが条件です。
問い合わせ先と受付時間を教えてください。
楽天Edyカスタマーデスクの電話番号は 0570-081-999 です。
受付時間は公式FAQに「[平日]9:30~19:00 [土日祝日(年末年始を含む)] 10:00~18:00」と書かれています。
年末年始も休みではありません。土日祝日と同じ枠で動きます。
この番号はナビダイヤルのため、通話料は発信者の負担になります。
公式は「一部のNTT以外の電話会社による長距離電話、CATV、IP電話などの場合ナビダイヤルを利用できないことがあります」とも注記しています。
長くなりそうな相談なら、Viberアプリからなら「通話無料でお問い合わせいただけます」と案内されています。
同じ窓口に無料で繋がる道があるので、先にそちらを見てください(出典FAQ)。
iPhoneでは本当に何もできないのですか。
そんなことはありません。
公式は「iPhoneでは楽天Edyカードの残高・利用履歴確認、クレジットカードからチャージ、楽天Edyの受け取りができます。」としています。
できないのは、iPhone単体でEdyを持つことです。
Edyカードを手元に用意してかざせば、残高の確認もチャージも受け取りもできます。
「iPhoneはFeliCa非対応だから何もできない」で終わらせると、できることを取りこぼします。
削除ボタンを押す前に
やることは、結局のところ順番の問題です。
- オートチャージを解除する(おサイフケータイとEdy機能付き楽天カードだけ)。おサイフケータイは6手順で、[解除する]を押して「解除完了」が出るまでが1回分
- 残高を0円まで使い切る。公式は4つの環境すべてで「返金はできません」と書いている
- 削除の操作をする。端末側の削除と、マイページでのカード登録の削除は別物
- 楽天カードなら、使い切ってからはさみを入れる。順番を逆にすると取り返せない
- 端末が壊れた・なくした人は、削除より先にEdy番号の登録を確かめる。登録がなければ第26条の申請はできない
この順番さえ守れば、約款の救済条文を使う場面は来ません。
救済条文は、順番を間違えた人のためにあるからです。
「残高は返ってこない」とだけ書いてある解説記事が多いのですが、条文を読むと救われる場合がちゃんと決められています。
逆に「紛失したら申請すれば戻る」と単純化するのも正しくありません。
おサイフケータイとカードで扱いが違うからです。
次のH2で条文ごとに分けたので、ご自分がどれに当たるかを確かめてください。