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ソニー銀行の口座解約方法|Web手順と先に必要な14項目【2026年最新】

ソニー銀行の公式サイトには、口座を解約する前に済ませておく手続きが14項目並んでいます。

そのうち4つは、満期日・償還日・契約終了を待たないと口座を閉じられない商品です。

「ネット銀行だからログインすれば数分で終わるはず」と思って解約画面まで進み、そこで足止めされてしまう——という順番だけは避けたいところです。

解約の申込そのものは、ログインして「ソニー銀行の口座解約」から進むだけで、公式の解約ページに来店の案内はありません。

つまり引っかかるのは画面の操作ではなく、自分がどの商品を持っているかのほうです。

この記事では、ソニー銀行の公式ページ(口座解約のお手続・よくあるご質問・手数料一覧・相続のお手続・休眠預金の案内)に書かれている内容を確認したうえで、解約の進め方・先に片づける商品・残高が振込限度額を超えるときの扱い・放置した口座の行き先までを2026年9月時点の情報で整理します。

公式に記載が見つからなかったことは「記載がない」とそのまま書き、一般的な進め方として補う箇所は公式の記載と区別しています。

この記事でわかること

ソニー銀行の口座解約で最初に確かめる4点

ログインして解約を申し込む・トークンを紛失しても再設定すればWebのまま続けられる・進めないときはチャット・今日解約できるとは限らないという4つの要点を示した要点パネル

まず押さえておきたいのは、どこから申し込むか・パスワードをなくしていたらどうなるか・行き詰まったらどこに聞くか、そしてそもそも今日解約できる状態かの4点です。

解約はログインして「ソニー銀行の口座解約」から進む

公式の口座解約ページが案内している経路は1つだけで、ログインして「ソニー銀行の口座解約」から手続きすると書かれています。

来店・郵送・店頭といった代替経路はこのページに並んでおらず、解約申込のボタンもログイン後の画面へつながっています。

公式の原文(ソニー銀行 口座解約のお手続)


ご解約
ログインして「ソニー銀行の口座解約」からお手続きください。
(出典:ソニー銀行 口座解約のお手続

解約の申込はログイン後の画面で行うため、ブックマークしておくなら口座解約のお手続ページのほうが確実です。

このページには後述する「ご解約前に必要なお手続」も同居しているので、先に一度目を通しておくと手戻りが減ります。

トークンをなくしていても再設定すればWebのまま続けられる

トークンを紛失していても、そこで手続きが電話に切り替わるわけではありません。

公式は「パスワードでお困りのかたへ」から再設定用コードを発行して再設定のうえ手続きするよう案内しており、再設定したあとはそのままウェブサイトで解約を進められます

再設定できるのはログインパスワード・キャッシュカード暗証番号・合い言葉・トークンで、ログインパスワードは8〜32ケタの半角英数字混在、キャッシュカード暗証番号は4ケタ、合い言葉は質問と答えのセットが3組と案内されています。

なお、再設定の経路は5本あり、かかる時間が5分から2週間程度まで開きます。

ここで大事なのは、どの経路になるかが自分の状況で決まるという点です。

公式ページは「キャッシュカード暗証番号がわかるか」「登録している電話番号・メールアドレスが利用できるか」「登録している名前から変更があるか」の3問に答えると経路が決まる作りになっています。

公式が案内する再設定の経路目安時間手元に必要なもの(公式の記載)
ログインパスワードのみ再設定
(ワンタイムパスワードまたは合い言葉が入力できる場合)
5分キャッシュカードの記載はなし
※スマホ認証方式ではワンタイムパスワードの発行にソニー銀行 アプリが必要
再設定用コードの発行(自動音声案内)10分キャッシュカード
カスタマーセンターへ電話(03-6730-8900)5分カード(電話で本人確認)
再設定用コードの発行(郵送案内)
本人限定受取郵便で届く
1週間程度キャッシュカード
「再設定用コード依頼書兼変更届」の郵送2週間程度所定の本人確認書類を同封
出典:ソニー銀行 パスワードでお困りのかたへ

キャッシュカードが必要と明記されているのは再設定用コードを発行する2経路と電話での発行手続きで、ログインパスワードだけの再設定には記載がありません。

とはいえ経路は自分で選べないため、カードの所在は先に確かめておくほうが確実です。

なお、トークンを長期間利用していない場合や、表示される6ケタの数字を正しく入力しても認証されない場合は、紛失ではなくトークンの時刻補正が必要なことがあると案内されています。

公式が案内している問い合わせ窓口はチャット

先に結論を書くと、公式が解約の入口として案内しているのはウェブサイトだけで、相続を除けば電話で解約を受け付けるという案内はありません

ウェブサイトから手続きできないときの連絡先として、解約ページが名指ししているのもチャットです。

「その他の理由でウェブサイトから手続ができない場合は、カスタマーセンターまでチャットにてお問い合せください」と書かれています。

解約ページには、電話番号そのものが載っていません。

操作が難しい場合は「お問い合わせ先」ページへのリンクで誘導され、電話と郵便で行うと明記されているのは相続の手続きだけです。

チャットの受付は9:00〜17:00(住宅ローンは平日のみ)で、コミュニケーターが対応すると案内されています。

とはいえ、ソニー銀行に電話の窓口が無いわけではありません。

公式が電話を案内しているのは、解約そのものではなく解約の周辺にある手続きです。

場面公式が案内している窓口
ウェブサイトから解約手続きができないカスタマーセンターへチャット(9:00〜17:00)
パスワード・暗証番号の再設定ウェブサイトのほか、電話でも受付(03-6730-8900・平日9:00〜17:00)
振込限度額を1,000万円超へ引き上げる平日=電話/土日祝=チャット
名義人が亡くなった(相続)電話から開始(0120-365-738・9:00〜17:00/土日祝を含む)
出典:口座解約のお手続カスタマーセンターFAQ 振込限度額は変更できますか?相続のお手続

つまり解約の手続きそのものが詰まったときは、電話ではなくチャットが公式の受け皿だということです。

※なお2026年9月時点では、公式の問い合わせ先ページの冒頭に「アプリのリニューアルに伴い電話がつながりにくい」という告知も出ています。

今日解約できるかどうかは持っている商品で決まる

ここまでの3点がそろっていても、今日のうちに口座が閉じられるとは限りません

公式の解約ページには「ご解約前に必要なお手続」として14項目が並び、そのうち4つには「中途解約できません」と書かれているためです。

たとえばデジタル証券を1銘柄持っているだけで、口座の解約はその銘柄の償還日以降になります。

解約を思い立ったら、解約ボタンを探す前に解約の前に片づけないと口座を閉じられない商品で自分の保有状況を照らし合わせてください。

📝 解約くんメモ
この記事を書くにあたって公式を読み直して一番驚いたのが、解約できない理由が「手続きが面倒」ではなく「商品の満期がまだ来ていない」側にあることでした。
デジタル証券やSony Bank GATEを持っていると、本人がどれだけ急いでも償還日や契約終了までは口座を閉じられません。
だから最初にやるべきは、解約ページを開くことではなく残高照会を開くことです。
ここで該当する商品が見つかったら、その日は限度額とパスワードの確認だけ済ませておくと、満期が来た日に一度で終わります。

ログインしてから口座が閉じるまでの進め方

残高と利用中のサービスの確認から、解約前に必要な手続き、残高の受取先と振込限度額の確認、パスワードの再設定、解約の申込までの5手順を順に並べた進行表

解約そのものはログイン後の数画面で終わりますが、その前に確かめることが決まっています。

手戻りが出にくい順に、5つの手順として整理します。

手続きを始める前に手元にそろえるもの

  • ログインパスワード(8〜32ケタの半角英数字混在)
  • ワンタイムパスワード(ソニー銀行 アプリまたはトークンの6ケタ)
  • キャッシュカード(パスワードの再設定が必要になったときに要る)
  • 残高の受取先にする他行口座の金融機関名・支店・口座番号
  • 保有している商品の一覧(外貨預金・投資信託・カードローンなど)

※ 受取先の口座情報について、公式は「用意してください」とは書いていません。ただし残高が振込限度額を超えるなら事前に限度額を変更するよう案内しているため、残高は振込で払い出される前提と読めます。画面で受取先を求められたときに止まらないよう、控えておくことをすすめます。

① 残高と利用中のサービスを確認する

公式は最初に「ログインして、お預かり残高、ご利用中のサービスや口座開設状況などをご確認ください」と案内しています。

円預金だけでなく、外貨預金・投資信託・カードローン・外国為替証拠金取引の契約状況もここで洗い出します。

② 「ご解約前に必要なお手続」を済ませる

解約ページに並ぶ14項目のうち、自分が使っているものだけを片づけます。

中身は解約の前に片づけないと口座を閉じられない商品で個別に扱います。

③ 残高の受取先と振込限度額を確かめる

公式は「解約時の口座残高(税引後利息含む)が1日あたりの振込限度額を超える場合は、事前に振込限度額を変更ください」としています。

残高が限度額に収まらない場合は、残高が振込限度額を超えるときの扱いを先に読んでください。

④ パスワードが分からなければ先に再設定する

ログインパスワードが不明、あるいはトークンを紛失している場合は「パスワードでお困りのかたへ」から再設定します。

郵送を伴う経路に当たると1〜2週間かかるので、ここは早めに着手してください。

⑤ ログインして「ソニー銀行の口座解約」から申し込む

ログイン後、口座解約のお手続ページにある「ソニー銀行の口座解約」から申込画面に進みます。

残高の受取先に使う他行口座の情報は、この段階で手元にあると止まりません。

申し込んでから実際に口座が閉じるまで何日かかるかは、公式の解約ページにも関連するよくあるご質問にも記載が見つかりませんでした

日数が読めない以上、申込完了の画面は控えを残しておくのが安全です。

ここまで踏んでも手続きできないときは


公式が案内している相談先はカスタマーセンターのチャットです(9:00〜17:00/住宅ローンは平日のみ)。
各種手続き・商品の電話窓口は 0120-365-723(固定電話)/0570-011-723(ナビダイヤル)/03-6730-2700 で、この窓口の受付は平日9:00〜17:00(土日祝と12月31日〜1月3日は休業)です。
ただし公式がこの番号に付けている分類は「各種手続・商品に関するお問い合わせ」で、解約ページが相談先として名指ししているのはチャットのほうです。
(出典:ソニー銀行 カスタマーセンターお問い合わせ先と各営業時間

解約の前に片づけないと口座を閉じられない商品

満期・償還・契約終了を待つ商品、解約してから日数を待つ商品、書面での廃止が必要な口座、入金や受取の完了を待つものという4類型を対比した対照表

ソニー銀行の解約で本当に厄介なのは、ここです。

公式の解約ページには「ご解約前に必要なお手続」として14項目が並んでおり、そのうち4つは自分の意思だけでは解約できません

「今日ログインして解約するつもりが、満期まで口座を閉じられないと分かった」という事態を避けるため、先に自分の保有商品を照らし合わせてください。

まず、公式が挙げている14項目を並び順のまま一覧にしたものが次の表です。

対象解約前に必要なこと(公式の記載)
Sony Bank WALLETVisaデビットの引落ができなかった金額があれば口座へ入金
円預金円定期預金の「解約」。積み立て定期預金は「引出」と「解約」
外貨預金外貨定期預金の「解約」と外貨普通預金口座の「解約」
ブラジルレアル定期預金中途解約できない。満期日以降にブラジルレアル普通預金口座の解約が可能
為替リンク預金、円定期plus +中途解約できない。満期日以降に各通貨の普通預金口座の解約が可能
投資信託残高の「解約」。受渡日翌日以降/積立プランは一時停止中も「プラン取消」/特定口座は書面での廃止(源泉徴収ありは翌月第一営業日の還付金計算後)/NISA口座も書面での廃止
外国為替証拠金取引(FX)「解約」が必要
Sony Bank GATE各ファンドは中途解約できない。契約終了(分配金の受取)後
デジタル証券信託期間中は中途解約できない。すべての償還日以降
カードローン「解約」が必要
外貨送金(被仕向け送金)すべての受取手続の完了が必要
外貨送金(仕向け送金)受付が完了した明細の処理が終わるまで解約できない
マル優「書面での廃止」が必要
優遇プログラム Club S ファミリー「Club S ファミリー」より退会の手続が必要
出典:ソニー銀行 口座解約のお手続(ご解約前に必要なお手続)

満期・償還・契約終了を待つしかない4つ

公式が「中途解約できません」と明記しているのは4つで、これに当たる商品を持っているとその日のうちに口座を閉じることはできません

いずれも「満期日以降」「契約終了後」「償還日以降」に普通預金口座の解約が可能になる、という書き方で統一されています。

中途解約できないと公式が明記している商品

  • ブラジルレアル定期預金:「お預入後は中途解約できません。満期日以降にブラジルレアル普通預金口座の解約が可能になります。」
  • 為替リンク預金、円定期plus +:「お預入後は中途解約できません。満期日以降に各通貨の普通預金口座の解約が可能になります。」
  • Sony Bank GATE:「各ファンドは中途解約できません。契約終了(分配金の受取)後に普通預金口座の解約が可能になります。」
  • デジタル証券:「デジタル証券は、信託期間中は中途解約できません。普通預金口座を解約するためには、すべてのデジタル証券の償還日以降にお手続きください。」

(出典:ソニー銀行 口座解約のお手続

たとえばデジタル証券を1銘柄でも持っていれば、普通預金口座を閉じられるのはその銘柄の償還日以降です。

解約を検討し始めた時点で残高照会を開き、この4つに該当するものがないかを真っ先に確かめてください。

解約してから日数を待つもの

中途解約はできるものの、解約した当日には口座を閉じられない商品もあります。

投資信託がその代表で、公式は「ご解約の受渡日翌日以降に普通預金口座の解約が可能になります」としています。

さらに特定口座で源泉徴収ありを利用している場合は「翌月第一営業日の還付金計算後」まで待つ必要があり、月をまたぐ可能性があります。

積立プランを使っていた人は、一時停止中のプランも含めて「プラン取消」が必要と明記されている点に注意してください。

書面での廃止が必要な口座

14項目のなかには、ウェブサイトの操作だけでは終わらない手続きも混じっています。

公式が「書面での廃止」と書いているのは、特定口座・NISA口座・マル優の3つです。

このうち特定口座とNISA口座は「投資信託」の項目に書かれた内訳で、マル優だけが独立した項目として並んでいます。

投資信託を売却しただけでは特定口座もNISA口座も残るため、売却と廃止は別の手続きだと理解しておく必要があります。

書面のやりとりが挟まる以上、ここに当たる人は解約完了まで数週間を見込んでおくほうが現実的です。

入金や受取の完了を待つもの

残りは「お金の動きが途中で止まっていると解約できない」型です。

Sony Bank WALLETはVisaデビットの引落ができなかった金額があれば口座への入金が必要で、外貨送金は受取手続や処理の完了を待ちます。

商品ごとの解約はどの画面から操作するか

解約ページの14項目は「〜の解約が必要です」としか書いておらず、どこを押せばいいかは載っていません

操作の入口は、商品ごとに公式のよくあるご質問へ分かれています。

商品公式が案内している操作の入口
積み立て定期預金残高があれば「積み立て定期預金 引出」から「全額引出、積み立て定期預金を解約する」/残高がなければ「積み立て定期預金解約」から。満期日以外に引き出すと中途解約利率が当初の預入日までさかのぼって適用される
外貨普通預金「外貨普通預金口座一括解約」から。外貨定期・外貨建投資信託・為替リンク預金・外貨建デジタル証券などを持っている場合や、未受渡金・外貨送金の手続中は解約できない
投資信託「投資信託総合取引口座の閉鎖」から。残高・積立プラン(一時停止中を含む)・特定口座・NISA口座があれば先に処理する
外国為替証拠金取引(FX)PCのStandard版にログインして「外国為替証拠金取引口座解約」から。スマートフォン版からは解約できない。建玉・証拠金残高・未受渡の損益がないことを先に確認する
出典:FAQ 積み立て定期預金の解約方法FAQ 外貨普通預金口座の解約FAQ 投資信託総合口座の解約方法FAQ FXの口座解約はどこからできますか?

ここで先に知っておきたいのが、外貨普通預金の注意書きです。

公式は「取引履歴は外貨普通預金口座の解約により確認できなくなります。解約後に再開設した場合でも、以前の取引履歴は確認できません」と明記しています。

確定申告や記録のために履歴が要るなら、解約する前に手元へ保存しておく必要があります。

残高が振込限度額を超えるときの扱い

振込限度額を1,000万円までに引き上げるならウェブサイト、1,000万円を超える引上げなら平日は電話・土日祝はチャットに分かれることを示した判定パネル

公式は、解約したあとの残高をどう受け取るかを明示していません。

ただし「解約時の口座残高(税引後利息含む)が1日あたりの振込限度額を超える場合は、事前に振込限度額を変更ください」と案内しています。

振込の限度額が関わるということは、残高は振込で払い出される前提の手続きだと読めます。

だからこそ、残高が限度額を超えたままだと解約の途中で止まります。

「残高が多いと電話になる」という説明はここから来ていて、半分だけ当たっています

公式が案内しているのは残高そのものではなく振込限度額の話で、その限度額をいくつに変えるかで経路が分かれるからです。

公式が求めているのは「事前に振込限度額を変更する」こと

解約ページの一文は、残高が多い人に解約を諦めさせる内容ではありません

求められているのは限度額の事前変更で、そこさえ通れば解約の流れ自体は変わりません。

公式の原文(ソニー銀行 口座解約のお手続)


解約時の口座残高(税引後利息含む)が1日あたりの振込限度額を超える場合は、事前に振込限度額を変更ください。
(出典:ソニー銀行 口座解約のお手続

この一文には公式サイト上で限度額変更のFAQへのリンクが貼られており、金額による場合分けはそちらに書かれています。

1,000万円までの引上げはウェブサイトで終わる

限度額の引下げ、または1,000万円までの引上げはウェブサイトで完結します。

公式FAQは「出金限度額変更よりお手続きください」としたうえで、0〜1,000万円までの範囲を1円単位で変更できると案内しています。

つまり残高が1,000万円以下なら、限度額をその額まで上げておけば解約は最後までウェブサイトで終わります

ただし認証方式が合い言葉方式の人は、平日15:00〜翌8:30と土日祝日(12月31日〜1月3日を含む)について1日あたりの即時振込の金額に別の上限があると注記されています。

1,000万円を超える引上げだけ経路が変わる

残高が1,000万円を超えている場合、限度額もそれ以上へ引き上げる必要があり、ここだけウェブサイトで完結しません

公式FAQは「一時的な限度額変更のみ可能」としたうえで、平日はカスタマーセンターへ電話、土日祝はチャットで相談するよう案内しています。

変更したい振込限度額公式が案内している手続きの経路
引下げ、または1,000万円までの引上げウェブサイトの「出金限度額変更」から(0〜1,000万円を1円単位)
1,000万円を超える引上げ一時的な変更のみ。平日=カスタマーセンターへ電話/土日祝=チャット。お問い合わせフォームから折り返しの電話を依頼することも可能
出典:ソニー銀行 よくあるご質問「【振込(円)】振込限度額は変更できますか?」

「残高1,000万円超は電話」という言い方が広まっているのは、この分岐が理由です。

ただし公式の案内は電話だけではなく、土日祝はチャットが受け皿になっている点は押さえておいてください。

残高が1,000万円以下なら

  • 「出金限度額変更」からウェブサイトで完結
  • 0〜1,000万円を1円単位で設定できる
  • 受付時間に縛られず自分の都合で進められる
  • 解約まで一度も人と話さずに終わる

残高が1,000万円を超えると

  • 限度額の引上げがウェブサイトで完結しない
  • 平日は電話、土日祝はチャットでの相談になる
  • 公式の案内は「一時的な限度額変更のみ」
  • 電話の受付は平日9:00〜17:00に限られる

口座を閉じる前に移しておくもの

給与や年金の受取先、公共料金などの引落先、Sony Bank WALLETの引落不足額、優遇プログラムClub Sファミリーの退会という4つの事前作業を並べた確認表

商品の整理が済んでも、口座の外側にある入出金の経路はそのまま残ります。

解約後に引落しが不能になると督促や延滞が発生するため、口座を閉じる前に動かしておくのが順番です。

給与・年金の受取先

給与や年金の受取先にしている場合は、勤務先や年金事務所への届け出が先になります。

受取先の変更は申請から反映までに締め日が挟まることが多く、口座を先に閉じると振込先を失った状態になるためです。

変更が反映された月の入金を実際に確認してから、解約に進むのが安全です。

公共料金などの引落先

電気・ガス・通信費・保険料などの引落先も、解約前に別の口座へ移します。

引落しが不能になると、事業者側で再請求やコンビニ払いの手続きが発生し、支払いが遅れた記録が残ることもあるためです。

通帳がないネット銀行では引落しの一覧を紙で確認できないので、解約前に入出金明細を数か月分さかのぼって拾い出すと漏れが減ります。

Sony Bank WALLETの引落不足額

Sony Bank WALLETを使っている人は、引落ができなかった金額が残っていないかを確認します。

公式が「Visaデビットのお取引でお引落ができなかった金額(不足金額)がある場合は、口座へのご入金が必要です」と解約前の手続きに挙げているためです。

Visaデビットは残高から即時に引き落とされる仕組みですが、残高不足で処理が通らなかった取引は後から入金を求められます。

優遇プログラム Club S ファミリーの退会

家族で優遇プログラムを共有している場合、「Club S ファミリー」からの退会手続きが別に必要です。

口座の解約とプログラムの登録は別扱いで、公式も14項目のなかに独立した行として載せています。

解約ページの記載は一文だけですが、公式のよくあるご質問には実際にエラーが出たときの手順が用意されています。

「口座解約 解約受付エラー」と表示されたら


オーナー(代表者)が口座解約の場合:メンバー全員の退会手続が必要です。
メンバー(家族)が口座解約の場合:メンバーご自身で退会手続を行います。
エラー画面に他の取引や口座も並んでいる場合は、それぞれの解約が終わってから改めて解約手続きをします。
(出典:ソニー銀行 よくあるご質問 ID 3000344

つまり自分が代表者なら、家族全員の退会が終わるまで自分の口座を閉じられないということです。

ソニー銀行の解約でよく聞かれること

手数料の記載・残高が1,000万円を超える場合・トークンの紛失・名義人が亡くなった口座・解約後の再開設という5つの質問と公式の記載を対応させた質問表

解約前に検索されやすい疑問を、公式サイトの記載に当てて5つ整理します。

公式に書かれていないことは「書かれていない」とそのまま記載しています。

解約に手数料はかかりますか?

公式の手数料ページに、「口座解約」という項目はありません。

手数料のページは「お振込・ATM」「カード発行・その他」「外貨預金・外貨送金」「証明書発行」「外国為替証拠金取引」「住宅ローン手数料」の6つに分かれていますが、そのどこにも口座解約の行は立っていません。

ただし「解約は無料です」と書かれているわけでもないので、この記事では「手数料一覧に項目がない」という事実までを書いています。

そのうえで、手数料ページから解約に関係しそうな数字を拾うと2つあります。

ひとつはカード発行・その他手数料にある口座維持手数料0円で、口座を持ち続けること自体に費用はかかりません。

もうひとつはトークンの再発行が1個につき1,100円で、「トークン紛失の場合の再発行は有料です」と明記されている点です。

ここで効いてくるのが、公式がトークン紛失時に案内しているのが再発行ではなく「再設定」だという点です。

解約したいだけなら再設定用コードを発行して手続きを進められるため、1,100円を払ってトークンを取り直す必要はありません

なお、外貨預金を解約するときの為替コストのように商品側で費用がかかる場面はあるので、保有商品がある人はその商品のページで確認してください。

公式が「無料」と書いていない以上この記事では断定できないため、確実にしたい場合はチャット(9:00〜17:00)で確認するのが最短です。

残高が1,000万円を超えていても解約できますか?

解約できますが、その前に振込限度額の引上げが必要になります。

公式は解約時の残高が1日あたりの振込限度額を超える場合に事前の限度額変更を求めており、1,000万円を超える引上げは一時的な変更のみ可能としています。

その手続きは平日ならカスタマーセンターへ電話、土日祝ならチャットという案内です。

詳しい分岐は残高が振込限度額を超えるときの扱いにまとめています。

トークンをなくしていても解約できますか?

できます。

公式は「パスワードでお困りのかたへ」から再設定用コードを発行して再設定のうえ手続きするよう案内しており、再設定さえ済めばウェブサイトで解約を進められます

ただし再設定の経路によって目安時間が5分から2週間程度まで開くため、郵送を伴う経路に当たると待ち時間が長くなります

キャッシュカードが必要なのは再設定用コードを発行する2経路と電話での手続きで、経路は自分で選べないため先にカードの所在を確かめておいてください。

名義人が亡くなった口座はどうすればいいですか?

相続の手続きになり、ここだけは公式も電話から始めるよう案内しています。

相続人からカスタマーセンターへ連絡し、亡くなられたかたの名前と生年月日を伝えるところから始まり、手続きは電話と郵便で完結してパソコンやキャッシュカードは不要と明記されています。

連絡から3〜5営業日ほどで書類が発送され、書類の到着から3〜5営業日で指定口座へ一括して振り込まれます。

この振込手数料は無料と案内されていますが、取引状況によっては2〜3週間かかるとも書かれています。

連絡先は0120-365-738(通話料有料は03-6731-1340)で、受付は9:00〜17:00、土日祝日を含みます

平日しか受け付けない各種手続きの窓口とは別の番号・別の受付日なので、混同しないでください。

なお相続の場合は、必ずしも現金化して受け取るだけではありません。

相続人がソニー銀行の口座を持っていれば、円普通預金・外貨普通預金・投資信託・Sony Bank GATE・デジタル証券の5つはそのまま引き継げると案内されています(GATEとデジタル証券には「契約期間中・信託期間中の解約はできない」という注記が付きます)。

口座を持っていない場合も、新規に口座開設したうえで引き継ぐことが可能です。

円定期預金・積み立て定期預金・外貨定期預金・外貨建投資信託・外貨MMF・為替リンク預金・FXは、各通貨の普通預金へ振り替えたうえで引き継げます

ただし相続人が未成年の場合は引き継げない商品があるとも書かれているため、手続きの詳細はソニー銀行 相続のお手続で確認してください。

解約したあと、もう一度口座を開けますか?

開けます。

公式のよくあるご質問は「一度解約して再開設した」ケースを前提に、外貨の為替コスト0円などの優遇の対象になると回答しています。

休眠預金として解約された場合も、払戻しが終わったあとに改めて円預金・外貨預金の口座開設をやり直せると案内されています。

ただし戻らないものがひとつあります。

外貨普通預金について公式は「解約後に再開設した場合でも、以前の取引履歴は確認できません」と明記しているため、履歴が必要なら解約前に保存してください。

使わないまま10年たった口座はどうなるか

「解約するのが面倒だから、このまま置いておこう」と考えている人に向けて、公式が案内している行き先を最後に書いておきます。

ソニー銀行は10年以上、入出金などの利用がない口座を原則として睡眠預金・休眠預金として取り扱い、口座を解約すると案内しています。

ただし、ある日いきなり閉じられるわけではありません。

解約に進むかどうかは残高1万円で分かれる

公式は「休眠預金になるまでの流れ」として、残高1万円を境にした分岐を示しています(外貨預金にも同じ分岐が別立てであります)。

利用のない口座の預金残高が1万円以上なら登録住所に通知状が郵送され、それを受け取った場合は休眠預金になりません。

通知状が届かない・残高1万円未満の場合


残高が1万円未満の場合、通知状は郵送されません
通知状が届かない、または預金残高が1万円未満の場合、電子公告によるお知らせ後も口座の利用がない場合は「休眠預金」として口座を解約し、預金保険機構に移管すると案内されています。
公告は最終異動日などから10年6ヵ月を経過する日までに行われます。
(出典:ソニー銀行 長い間、ご利用されていない口座はありませんか?

つまり、通知状が届く住所を登録していれば気づく機会があり、引っ越して住所変更をしていない口座ほど知らないうちに解約へ進むという構図です。

休眠預金になっても預金があれば払戻しの対象で、手続きはカスタマーセンターが案内すると明記されています。

ただし払戻しでは登録されている氏名・住所・電話番号などで本人確認が行われ、お届け事項に相違があると口座の特定に時間がかかり、本人確認書類を複数求められると注意されています。

なお、この10年という区切りはソニー銀行だけのルールではなく、2018年1月1日に施行された休眠預金等活用法にもとづくものだと説明されています。

外貨預金は「睡眠預金」として別に数えられる

見落としやすいのが、公式が「休眠預金」と「睡眠預金」を分けている点です。

外貨預金などは休眠預金等活用法の対象ではないため、10年以上資金の異動がない場合は「睡眠預金」として外貨普通預金・外貨定期預金の口座が解約されます

そして公式は、円預金の利用があっても外貨預金の利用がなければ外貨預金だけが睡眠預金になる場合があると注記しています。

円預金を普通に使っているから大丈夫、とは言い切れないということです。

公式は睡眠預金についても、休眠預金と同じ1万円の分岐を別立てで示しています。

利用のない外貨口座の残高が1万円以上なら通知状が郵送され、受け取れば睡眠預金にはなりません。

通知状が届かない場合、または残高が1万円未満の場合に、10年以上経過後も利用がなければ外貨口座が解約されます

ただし睡眠預金は休眠預金等活用法の対象ではないため、電子公告や預金保険機構への移管は経由しません

睡眠預金になった場合も残高があれば払戻しの対象で、こちらもカスタマーセンターが手続きを案内します。

口座を残しておきたいならログインするだけでいい

ここで効いてくるのが「ご利用の例」の中身です。

公式が挙げている「ご利用の例」

  • ウェブサイトにログイン
  • ATMでの入出金
  • 他行からのお振込

(出典:ソニー銀行 長い間、ご利用されていない口座はありませんか?

入出金だけでなくウェブサイトへのログインが「ご利用」に含まれているため、残高を残したまま口座を維持したい人はログインするだけで足ります。

そのログインができない、キャッシュカードを紛失したという場合は、口座名義人本人からカスタマーセンターへ連絡するよう案内されています。

逆に、解約の意思があるのに先送りしている口座は、通知状に気づかなければ電子公告を経て閉じられ、あとには払戻しの手間だけが残ります

払戻しが終わったあとに引き続き利用したいなら、改めて円預金・外貨預金の口座開設をやり直すことになります。

解約でつまずかないための最終確認

最後に、この記事で公式から拾った要点を並べておきます。

  • 解約の入口はログイン後の「ソニー銀行の口座解約」で、相続を除けば電話で解約を受け付けるという案内は公式にない
  • 解約ページの「ご解約前に必要なお手続」は14項目あり、うち4つは満期日・償還日・契約終了を待たないと解約できない
  • 特定口座・NISA口座・マル優は画面の操作ではなく書面での廃止が必要
  • 残高が1日あたりの振込限度額を超えるなら事前に限度額を変更し、1,000万円超への引上げは平日が電話・土日祝がチャット
  • トークンを紛失しても再設定すればウェブサイトのまま進められ、再発行の1,100円を払う必要はない
  • 手数料一覧に口座解約の項目はなく、「無料」の明記もない
  • 外貨普通預金は解約すると過去の取引履歴が見られなくなる
  • 10年使わなければ口座は解約されるが、残高1万円以上なら通知状が届き、受け取れば休眠預金にならない
📝 解約くんメモ
「使わない口座は放っておけばそのうち消える」と考えている人にこそ、通知状の話を読んでほしいと思っています。
通知状が届くのは残高1万円以上で、しかも届け先は登録住所です。
引っ越して住所を変えていない口座は、1万円以上あっても通知に気づけません。
解約するにせよ残すにせよ、まずログインして残高と登録住所を確認するところから始めてください。
ログインそのものが「利用」に数えられるので、それだけで10年の時計は止まります。

ソニー銀行はウェブサイトで完結しますが、同じネット銀行でもアプリ不可・電話必須といった差があり、店舗を持つ銀行なら窓口が前提になります。

✍ この記事を書いた人

解約くん

解約救急車の管理人。さまざまなサービスの解約方法をわかりやすく解説しています。累計1,300件以上の解約手順を調査・記事化。困ったときの「救急車」として、正確でわかりやすい情報をお届けします。

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