dカードを解約しようと調べたら「解約は電話のみ」と書かれていて、受付時間内に電話をかける段取りを考えている方は多いのではないでしょうか。
仕事の合間に何度もかけ直すことを想像すると、それだけで手続きが億劫になります。
結論から書くと、dカードはお申込みフォームからでも解約できます。
公式は「お申し込みフォームにて、必要情報を入力いただくことでカード解約のお申し込みを承ります」と案内しており、電話は唯一の窓口ではありません。
ただし電話は即日、WEBフォームは最短2営業日〜と所要日数が違うため、年会費の締切が迫っているかどうかで選ぶ窓口が変わります。
この記事では、フォームと電話それぞれの手順、カード種別で分かれる問い合わせ窓口、そして年会費を余計に払わないための締切日までを公式の記載にもとづいて整理します。
解約してから慌てないために、先に片づけておくべき手続きもあわせて解説します。
この記事でわかること
- dカードの解約で最初に押さえる5つの事実(フォームでも解約できる)
- dカードの解約手順|フォームで申し込む5ステップ(先に片づける準備つき)
- 電話で解約する場合の窓口と受付時間(カード種別で分かれる)
- 解約の前に確認しておく6つのこと(年会費・残高・dポイント)
- dカードの解約でよくある質問(再入会・ダウングレード)
dカードの解約で最初に押さえる5つの事実

dカードの解約は、窓口の選び方と事前準備さえ押さえておけば難しい手続きではありません。
ただしカードの種別によって連絡先が変わり、解約すると自動的に止まるカードもあるため、順番を間違えると後から困ることになります。
ここでは公式サイトの記載から、解約前に必ず知っておきたい5つの事実を整理します。
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窓口は電話とWEBフォームの2つある
dカードの解約窓口は、電話(自動音声)とWEBフォームの2つです。
電話だけが窓口だと書かれている情報を見かけますが、公式の「解約前のご案内」は「自動音声でのお手続き/WEBフォームによるお手続きが可能です」と、2つの方法を並べて案内しています。
フォーム案内ページにも「お申し込みフォームにて、必要情報を入力いただくことでカード解約のお申し込みを承ります」と明記されています。
フォームで受け付けているのは本会員カードだけではありません。
公式は「本会員カード、家族カード、ETCカードのご解約お手続きを承っております」としており、家族カードのみ・ETCカードのみを解約したい場合も同じフォームから手続きできます。
受付時間を気にせず申し込めるため、電話がつながりにくい時間帯しか動けない方にはフォームのほうが確実です。
ただし申請できるのは本会員に限られます。
公式は「本会員さまからのみ申請可能です(家族会員さまからの申請はお受付できません)」と条件を示しているため、家族カードを持っている方が自分で解約を申し込むことはできません。
家族カードをやめたい場合は、本会員から手続きしてもらう必要があります。
実際のフォームは公式の解約案内ページからたどれます。
手続きの入口は以下から確認できます。
公式の解約手続きページ
※フォーム自体は「本会員カード、家族カード、ETCカードのご解約お手続きを承っております」と案内されています。
※ただし本会員が解約する場合は、上の「解約のお手続き」ページから解約前のアンケートを経て進む導線になっており、最終的に着地するフォームは同じものです。
急ぐなら電話、時間を選ばないならフォーム
2つの窓口は、手続きが終わるまでの日数が違います。
公式は解約前のご案内で、電話の番号に「(即日)」、WEBフォームには「(最短2営業日〜)」と所要日数を添えて掲示しています。
つまり年会費の請求月が迫っている人は、即日で終わる電話を選ぶべきです。
一方でフォームには、受付時間を選ばずに申し込めるという電話にない利点があります。
フォームで申し込んだ場合、その場で解約が終わるわけではありません。
公式は「受付から解約手続きが完了するまで最短2営業日(土日・祝日を除く)かかります」とし、完了したらメールで知らせると案内しています。
この「営業日」という数え方が落とし穴になります。
金曜日の夜に申し込めば土日は営業日に数えないため、完了は早くても週明け以降とみておくのが安全です。
年末年始や大型連休中に申し込んだ場合は、公式が「お手続き・ご連絡に1週間以上かかる場合がございます」と明記しているため、期日が決まっているなら連休を避けて申し込むほうが安全です。
また、入力に不備があると手続きが進みません。
公式は「解約のお手続きが承れない場合は弊社から別途メールとお手紙でお知らせいたします」としており、申し込み後5営業日を超えても連絡がない場合はdカードセンターへ問い合わせるよう案内しています。
申し込んだきり放置せず、完了メールが届いたかを必ず確認してください。
フォーム申し込みの注意点
- 申し込み後の取り消しはできない(公式が明記)
- 完了まで最短2営業日〜・土日祝は数えない(電話なら即日)
- 年末年始・大型連休は1週間以上かかる場合がある
- 5営業日を超えて連絡がなければdカードセンターへ
電話の窓口はカード種別で2つに分かれる
電話で手続きする場合、持っているカードの種別によってかける先が変わります。
公式は、dカード会員向けの「dカードセンター」と、dカード GOLD U・dカード GOLD・dカード PLATINUM会員向けの「dカード ゴールドプラチナデスク」を分けて案内しています。
番号は、ドコモの携帯電話からかける短縮番号と、一般電話からかける番号の2種類があります。
ドコモの携帯電話からなら通話料は無料で、dカード会員は「*8010」、ゴールド系の会員は「*9010」です。
一般電話やドコモ以外の携帯電話からは通話料が有料になります。
受付時間は午前10時から午後6時まで(年中無休)です。
年中無休ではあるものの夕方6時で終わるため、日中に電話ができない人はフォームを使うことになります。
ただし公式は「一部のお客様については、自動音声での受付がご利用いただけない場合がございます」としており、電話は自動音声で完結するのが原則です。
自動音声で受け付けられない場合は、オペレーターが対応すると公式が補足しています。
具体的な番号と使い分けは電話で解約する場合の窓口と受付時間で一覧にしています。
本会員を解約すると家族カードとETCカードも同時に解約される
本会員のカードを解約すると、家族カードとETCカードも自動的に解約されます。
公式のフォーム案内は「本会員カードがご解約となりますと、家族カード、ETCカードも同時にご解約となりますのでご了承ください」と明記しており、よくあるご質問でも同じ内容が示されています。
問題になりやすいのは、家族がその存在を知らないまま日常的に使っているケースです。
配偶者が食料品の買い物に家族カードを使っていたり、ETCカードを車に挿しっぱなしにしていたりすると、解約が反映された日から突然決済できなくなります。
高速道路の料金所で気づくと目も当てられないため、解約を決めた時点で家族に伝えておいてください。
ETCカードについては、もう一手間必要になる場合があります。
公式は「ETCカードについては、マイレージサービスなどのご利用がございましたらお客様より各サービス会社へご連絡をお願いいたします」としており、ETCマイレージサービスの登録変更はカード会社側では処理されません。
ためたマイレージポイントを無駄にしたくないなら、解約前に各サービス会社へ連絡しておきましょう。
おサイフケータイのiDは解約前に必ず削除する
おサイフケータイでiDを使っている方は、解約する前にスマートフォンからカード情報を削除してください。
公式は解約案内ページで「おサイフケータイでiDをご利用の方は解約前に必ず、カード情報の削除を行ってください」と、順番まで指定して注意を促しています。
この順番には理由があります。
公式のよくあるご質問は「ご利用いただいている携帯電話にカード情報が残っていると、iDを利用できてしまう場合があります」と説明しており、解約したはずのカードで決済が通ってしまう状態が起こりえます。
あとから請求を巡って問い合わせる手間を考えれば、削除は先に済ませておくべきです。
ただし、Apple PayやGoogle Payについては公式の指示が逆になります。
公式のよくあるご質問は「iDアプリの設定、Apple Pay、Google Pay にカード情報のご登録がある場合」について「ご解約後は、スマートフォンなどよりカード情報は必ず削除してください」としています。
紛らわしいのですが、端末に書き込まれたおサイフケータイのiDは「解約前」、iDアプリやApple Pay・Google Payに登録した情報は「解約後」という整理です。
おサイフケータイの削除だけ先に済ませ、残りは完了通知が届いてから外す、と覚えておけば取り違えません。
dカードの解約手順|フォームで申し込む5ステップ

フォームでの解約は、申し込み自体は数分で終わります。
時間がかかるのは申し込みの前の準備で、ここを飛ばすと解約後にトラブルが起きます。
公式の注意事項に沿って、着手から完了確認までの流れを5つのステップに分けて解説します。
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STEP1:継続決済の支払方法を先に変更する
公共料金、インターネット、電話料金、保険など、dカードを登録して毎月引き落としている支払いを洗い出し、別のカードや口座に変更します。
公式は「決済方法の変更をせずにカードをご解約されると、サービス会社よりお客様へお支払いのお願いのご連絡がいく場合がございます」として、先に変更を済ませるよう求めています。
STEP2:おサイフケータイのiD情報を削除する
スマートフォンのおサイフケータイからdカードのカード情報を削除します。
Apple PayやGoogle Payについては、公式が解約後の削除を案内しているため、完了通知が届いてから外します。
この作業は解約前に行うと公式が指定しているため、順番を入れ替えないでください。
STEP3:dカードを手元に用意する
手続きにはカード券面の情報が必要です。
公式のよくあるご質問も「お手続きの際はお手元にdカードをご用意ください」と案内しています。
新しいカードへ切り替えた方は、どの番号を入力するかで結果が変わるため、新しいdカードへ切り替えた人は申し込みが不要なことがあるもあわせて確認してください。
STEP4:お申込みフォームで解約を申請する
本会員カードの場合、公式の解約案内ページで「クレジットカードの解約」に進むと、まず解約前のアンケート(解約するカード・料金プラン・ドコモ光の契約有無・解約理由の4問)が表示されます。
回答すると「解約前のご案内」で特典の確認と窓口の選択画面になり、ここで電話番号か「WEBフォームからお手続きする」を選びます。
フォームに進んだら、注意事項と個人情報の取り扱いに同意して必要情報を入力します。
申請できるのは本会員のみです。
申し込み後の取り消しはできないと公式が明記しているため、送信前に内容を読み返してください。
STEP5:完了メールを確認する
手続きが完了するとメールで通知が届きます。
目安は最短2営業日です。
5営業日を超えても連絡がない場合はdカードセンターへ問い合わせるよう公式が案内しているため、届いたメールは解約の記録として残しておきましょう。
電話で解約する場合の窓口と受付時間

フォームではなく電話で相談しながら進めたい場合や、リボ払い残高の一括返済を同時に申し込みたい場合は電話が向いています。
ただし窓口はカードの種別ごとに分かれているため、自分のカードがどちらに当たるかを先に確認してください。
公式が案内している2つの窓口と、かける前の準備を整理します。
dカード会員はdカードセンターへ連絡する
年会費永年無料のdカードを持っている方の窓口はdカードセンターです。
ドコモの携帯電話からは*8010(無料)、一般電話やドコモ以外の携帯電話からは0570-030-360(有料)にかけます。
短縮番号の「*8010」は、アスタリスク・8・0・1・0の順に押すと公式が説明しています。
ドコモ回線を使っているなら通話料がかからないため、混雑して待たされても負担になりません。
ドコモ回線をすでに解約している方は、有料の0570から始まる番号を使うことになります。
GOLD U・GOLD・PLATINUM会員はゴールドプラチナデスクへ
年会費のかかる上位カードを持っている方の窓口はdカード ゴールドプラチナデスクです。
対象はdカード GOLD U(年会費3,300円・税込)、dカード GOLD(11,000円・税込)、dカード PLATINUM(29,700円・税込)の3種類で、ドコモの携帯電話からは*9010(無料)、一般電話からは0570-070-360(有料)です。
なお、dカード GOLD Uには年会費が実質無料になる条件が公式に用意されているため、年会費だけが理由なら解約前に条件を満たせないか確認する価値があります。
上位カードは解約すると特典も同時に失われます。
公式は「dカード GOLD U/dカード GOLD/dカード PLATINUMを解約されると、年間ご利用額特典やdポイントクラブご優待、dカードケータイ補償、各種割引等の特典が受けられなくなります」と注意を示しているため、年間利用額特典のクーポン交換が済んでいるかを確認してから連絡してください。
かける前に音声ガイダンスのメニュー番号を調べておく
dカードの電話窓口は音声ガイダンス方式で、手続きの内容によって押す番号が変わります。
公式は「お手続きによってメニュー番号が異なります」としています。
そのうえで「音声ガイダンス一覧表から該当のメニュー番号をご確認ください」として、かける前に一覧表で番号を調べるよう案内しています。
あわせて注意したいのが、誰がかけるかという点です。
公式は「お手元にdカードをご用意の上、会員ご本人様からお電話ください」とし、家族会員からの連絡は内容により受け付けられない場合があると明記しています。
本人以外が代理でかけても手続きが進まない可能性があります。
混雑状況も事前に確認できます。
公式サイトにはdカードセンターの混雑予想カレンダーが用意されているため、待ち時間を減らしたいなら空いている日を選んでかけるのが効率的です。
| 項目 | 電話(自動音声) | WEBフォーム |
|---|---|---|
| 完了までの日数 | 即日 | 最短2営業日〜 |
| 受付時間 | 午前10:00〜午後6:00(年中無休) | 時間帯を選ばない |
| dカード会員の番号 | *8010(無料)/0570-030-360(有料) | 解約のお手続きページから申し込む |
| GOLD U・GOLD・PLATINUM会員の番号 | *9010(無料)/0570-070-360(有料) | |
| 完了の通知 | 公式の表記は「即日」 | メールで通知 |
| 必要なもの | dカード本体(券面の情報を確認するため) | |
| 手続きできる人 | 会員本人(家族会員は内容により不可・フォームは本会員のみ) | |
| 解約前の相談 | 0120-662-360(無料)/午前10:00〜午後6:00(案内画面に表示された場合) | |
| 締切が近いとき | 即日で終わる電話を選ぶ | |
もうひとつ、解約前のアンケートに答えたあとの案内画面で、オペレーターへ相談できるフリーダイヤル0120-662-360(無料)が表示されることがあります。
受付時間は電話窓口と同じ午前10:00〜午後6:00で、年会費のかからないdカードへの切替など、解約以外の選択肢を相談したい場合の入口です。
ただしこの番号はすべての人に出るわけではなく、実際に掲載を確認できたのはdカード GOLD(eximoなどの料金プラン)とdカード PLATINUMの案内画面でした。
手続きそのものは0570から始まる有料番号(またはドコモの携帯から無料の短縮番号)で、相談は0120-662-360(無料)と用途が分かれています。
いずれの窓口も受付は午前10:00〜午後6:00なので、電話で済ませるならこの時間内に動く必要があります。
公式の問い合わせ窓口
解約の前に確認しておく6つのこと

解約そのものは簡単ですが、タイミングを誤ると払わなくてよい年会費を払うことになり、確認を怠るとポイントや残高を失います。
公式が挙げている注意事項のうち、金銭的な影響が大きいものを6つ取り上げます。
いずれも解約してからでは取り返しがつかない項目なので、申し込む前に一度目を通してください。
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年会費を避けたいなら請求月の前月15日までに完了させる
年会費のかかるカードを解約するなら、締切は年会費請求月の前月15日です。
公式は「切替え前カードで次回の年会費を発生させないためには、原則、年会費請求月の前月の15日までに解約またはカードグレードのお切替えが完了している必要がございます」と条件を示しています。
ここで重要なのは「完了している」必要がある点です。
申し込んだ日ではなく手続きが終わった日で判定されるため、フォームなら最短2営業日、審査や郵送を伴う手続きならさらに日数がかかります。
公式も「郵送手続きや審査にお時間がかかる場合もございますので、期間に余裕をもってお手続きをお願いいたします」と促しています。
なお締切には分岐があり、公式は「新しいdカードへのお切替え手続きを伴う場合は、年会費請求月の前月14日までにお手続きが完了している必要がございます」としています。
カードを切り替えながらグレードを変える場合は、単純な解約より1日早い前月14日が締切になります。
自分の請求月を割り出すには、まずカードの加入日を調べます。
加入日はdカードサイトの「カードご利用明細照会」で確認できます。
公式は年会費のお支払日について、加入日が1日〜15日なら加入月の翌月10日、16日〜31日なら加入月の翌々月10日と、加入日によって1か月ずれると説明しています。
公式が挙げている例は「3月10日に加入→4月10日にお支払い」「3月20日に加入→5月10日にお支払い」です。
たとえば3月20日に加入した人の年会費請求月は5月なので、締切はその前月15日にあたる4月15日になります。
危ないのは逆のパターンで、3月10日に加入した人が「翌々月」と思い込むと請求月を6月と誤り、締切を1か月遅く見積もって間に合わなくなります。
すでに支払った年会費については「ご返金はできかねます」と明記されているため、請求前に動くことが唯一の対策です。
年会費の締切で押さえる4点
- 締切は年会費請求月の前月15日(新しいdカードへの切替を伴う場合は前月14日)
- 基準は申込日ではなく手続きの完了日
- 支払い済みの年会費は返金されない
- 請求月は加入日で1か月ずれる(1〜15日加入→翌月10日/16日以降→翌々月10日)
支払い残高は解約後も請求が続く
解約しても未払い分が消えるわけではありません。
公式は「カード解約後もご契約内容に従い、ご利用料金のお支払いが完了するまで、毎月ご請求いたします」としており、リボ払いや分割払いの残高は引き続き登録口座から引き落とされます。
そのため、引き落とし口座を解約前に閉じてしまわないよう注意してください。
残高がある状態で口座を使えなくすると、延滞扱いになる恐れがあります。
なお解約後は明細の届き方が変わり、公式は「カード解約後は紙のご利用代金明細書を郵送でお届けいたします」と案内しています。
Web明細サービスを使っていた方に郵送される明細書は無料です。
残高を一気に片づけたい場合は相談できます。
公式は「ご希望の場合はリボ払い残高の一括返済も承ります」として、dカードセンターまたはdカード ゴールドプラチナデスクへ連絡するよう案内しています。
手数料の負担を減らしたいなら、解約と同じタイミングで相談するのが合理的です。
dポイントが失効するかは回線の契約状況で変わる
ためたdポイントの扱いは、ドコモ回線を続けるかどうかで変わります。
公式のよくあるご質問は「ドコモ回線のご契約状況により異なります」と前置きしたうえで、2つのケースを分けて説明しています。
ドコモの携帯電話をそのまま使い続ける場合は単純です。
公式は「ドコモの携帯電話にdポイントをためている場合は、そのまま失効せずご利用いただけます」としており、カードを解約してもポイントはそのまま残ります。
注意が必要なのは、ドコモ回線を持っていない場合や、回線もあわせて解約する場合です。
公式は「解約前にdアカウントを発行いただければ、dポイントは失効せず、基本的には引き続きご利用いただけます」と条件を示しています。
つまり公式が条件として挙げているのはdアカウントの発行であって、dポイントクラブへの加入ではありません。
「dポイントクラブに入っていればポイントは消えない」と書かれた情報もありますが、公式のよくあるご質問にその記載は見当たりません。
もうひとつ、ポイントが残ることと「そのまま使えること」は別だという点に注意してください。
dポイント公式のよくあるご質問は「dカード記載のdポイントカード番号はdカード解約に伴いご利用いただけなくなりますので、オンライン発行dポイントカード番号やプラスチックカードを入手いただき利用者情報登録の上、ご利用ください」としています。
つまりポイント自体は失効しなくても、カード券面の番号では店頭でためることも使うこともできなくなるため、別のdポイントカードを用意して利用者情報登録を済ませる必要があります。
dアカウントの発行は「解約前」に済ませる必要があるため、回線とカードを同時にやめる予定なら真っ先に手を付けてください。
もともとドコモ回線を持っていない方も、カードを解約する前にdアカウントを用意しておく点は同じです。
ご利用代金充当残高は解約すると失効する
見落とされがちなのが「ご利用代金充当残高」です。
これは以前「iDキャッシュバック残高」と呼ばれていたもので、解約すると有効期限内であっても失効します。
公式は解約時の注意事項として「お手持ちのカードを一度解約すると、有効期限内であっても失効いたしますのでご注意ください」と明記しています。
キャンペーンで受け取った特典がこの残高として積み上がっているケースは珍しくありません。
解約前にカードの利用明細で残高が残っていないかを確認し、残っているなら使い切ってから手続きしてください。
dポイントと違って、こちらはアカウントを作っても救えません。
ドコモ料金の支払いは請求書に切り替わることがある
ドコモの携帯電話料金をdカードで払っている方は、支払い方法の切り替えが必要です。
公式は「携帯電話料金のお支払いをdカードによるクレジット払いにされている場合、ドコモが発行する請求書でのお支払いに変更となります」と説明しています。
請求書払いになると余計な負担が生じる場合があります。
公式は解約案内ページで「請求書の発行には所定の手数料がかかる場合がございます」としているため、放置すると毎月の支払いに手数料が上乗せされかねません。
公式は「その他のお支払い方法をご希望の場合は、My docomo、ドコモショップなどでお支払い方法の変更手続きをお願いいたします」としています。
新しいdカードへ切り替えた人は申し込みが不要なことがある
カードを切り替えたばかりの方には、申し込み自体が要らないケースがあります。
公式が「新しいdカード」と呼んでいるのは、カード番号が「4363」「5365」「5344」のいずれかから始まるカードです(切替前の旧カードは「4980」「5302」「5334」から始まります)。
この新しいdカードへ切り替えた場合、旧カードのみを解約したいなら申し込みは不要です。
公式は「新しいdカードへのお切替完了次第、旧カードは自動解約となります」としており、ここで新カードの番号を書いて申し込むと新旧どちらも解約されてしまいます。
dカードの解約でよくある質問

dカードの解約では、窓口の選び方と年会費の請求時期でつまずく人が多くなります。
どちらも間違えると、手続きが間に合わずに年会費を1年分よけいに払うことになりかねません。
ここまでの内容を踏まえて、実際に検索されることの多い疑問に公式の記載をもとに答えます。
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Q. 電話しないと解約できませんか?
A. WEBフォームからでも解約できます。
公式は解約前のご案内で「自動音声でのお手続き/WEBフォームによるお手続きが可能です」として、2つの方法を並べて示しています。
ただし所要日数が違い、公式は電話に「(即日)」、WEBフォームに「(最短2営業日〜)」と添えています。
年会費の請求月が迫っているなら即日で終わる電話を選ぶのが安全です。
電話で手続きする場合は、dカード会員がdカードセンター、dカード GOLD U・GOLD・PLATINUM会員がゴールドプラチナデスクと窓口が分かれます。
ドコモの携帯電話からかければ通話料は無料ですが、受付は午前10:00〜午後6:00です。
Q. 解約後にまたdカードを申し込めますか?
A. 申し込めますが、あらためて入会審査を受けることになります。
公式のよくあるご質問は「可能ですが、入会にあたって改めて入会審査を実施させていただきます」と回答しており、再入会が保証されているわけではありません。
上位カードへ変えたいだけなら解約は不要です。
公式は「アップグレードのお手続きの場合、現カードの解約のお手続きが不要になります」とし、審査が見送りになっても現在のdカードをそのまま使えるためアップグレードを勧めています。
いったん解約してから申し込み直すと、審査に落ちたときに手元にカードが残りません。
Q. dカード GOLDをdカードに下げることはできますか?
A. dカードサイトからグレードのダウングレード手続きができます。
公式のよくあるご質問はグレード変更の方法として、アップグレードとダウングレードの両方を挙げ、いずれもdカードサイトで手続きできると案内しています。
年会費だけが負担でカード自体は使いたいなら、解約よりダウングレードのほうが合理的です。
ただし締切には分岐があり、公式は「原則、年会費請求月の前月の15日まで」に加えて「新しいdカードへのお切替え手続きを伴う場合は、年会費請求月の前月14日まで」としています。
現在お持ちのカードの番号が「4980」「5302」「5334」から始まる方は、グレード変更が新しいdカードへの切替えにあたるため、締切は1日早い前月14日で見ておいてください。
dカードは年会費が永年無料なので、GOLD(11,000円・税込)から切り替えれば維持費はかかりません。
整理すると、グレード変更を伴わない解約は前月15日まで、新しいdカードへの切替えを伴う場合は前月14日までに手続きが完了している必要があります。
Q. 解約したのに請求が続くのはなぜですか?
A. 解約前に使った分の支払いが残っているためです。
公式は「カード解約後もご契約内容に従い、ご利用料金のお支払いが完了するまで、毎月ご請求いたします」と説明しており、解約は今後の利用を止める手続きであって未払い分を帳消しにするものではありません。
もうひとつ疑うべきは、継続決済の変更漏れです。
カード番号を登録したままのサービスがあると、そのサービス会社から支払いの連絡が来る場合があると公式が注意しています。
身に覚えのない請求が続くなら、明細に載っている加盟店名から登録先を洗い出してください。
まとめ|dカードはフォームでも解約できる
dカードの解約について、公式の記載にもとづく要点をまとめます。
- 窓口は電話(自動音声)とWEBフォームの2つで、電話が唯一の窓口ではない
- 電話は即日・フォームは最短2営業日〜。年会費の請求月が迫っているなら電話を選ぶ
- フォームは受付から完了まで最短2営業日〜(土日祝を除く/連休中は1週間以上かかることがある)・完了時にメールで通知が届く
- 申し込めるのは本会員のみで、申し込み後の取り消しはできない
- 電話はdカード会員がdカードセンター(*8010・無料/0570-030-360・有料)
- GOLD U・GOLD・PLATINUM会員はゴールドプラチナデスク(*9010・無料/0570-070-360・有料)
- 電話の受付時間は午前10:00〜午後6:00(年中無休)
- 本会員を解約すると家族カード・ETCカードも同時に解約される
- 年会費を発生させないための締切は年会費請求月の前月15日までの完了(新しいdカードへの切替えを伴う場合は前月14日まで)
- 支払い済みの年会費は返金されない
- 年会費の請求月は加入日が1〜15日なら翌月10日、16日以降なら翌々月10日(逆算を1か月ずらさない)
- dポイントはドコモ回線を続けるなら失効しない・回線も解約するなら解約前にdアカウントを発行する
- ご利用代金充当残高(旧iDキャッシュバック残高)は解約で失効する
- おサイフケータイのiD情報は解約前に削除しておく
「電話のみ」という思い込みで手続きを先送りにしていると、その間に年会費の請求月が来てしまいます。
時間に余裕があるならフォーム、請求月が迫っているなら即日で終わる電話と使い分けて、必要な準備を済ませたうえで早めに片づけてしまいましょう。
日中に電話をかけられずに解約を先延ばしにしている間も、年会費のかかるカードなら請求月は近づいてきます。
フォームなら夜でも申し込めるので、思い立った日に片づけてしまうほうが結果的に損をしません。